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上京から半年と一日

今年の3月に地元から東京へ出てきて、早半年が経ちました。総じて、東京で生活することを選んで良かったです。

人が多い

人数もそうだけど、ファッションやタイプとか、さまざまな人がいます。越してきてから渋谷・新宿とかをうろうろしてたとき、モデル並に綺麗な人・かっこいい人を一日に一回は見られることに驚きました。魅力的な人を見て目標にするのが好きだから、人が多い東京へ来て正解だと、上京早々に思いました。

イベント・お店が多い

東京へ来てから仕事が始まるまでの1ヶ月間ほど、気になるイベントやお店へ積極的に足を運んでいました。例えば美術館。東京都美術館の「スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち」、国立新美術館の「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」など。お店だと、お酒が好きなのでバーを探して行きました。今住んでいる家の近くに素敵なお店があって、ときどき顔を出しています。地元にいたころは美術館やバーを探しても数がなくて行く機会がほどんどなかったのに、こちらへ来てからは行き放題、選び放題。常連にもなれちゃいます。

今後はクラシックコンサートを聴きに行きたい。ピアノと吹奏楽をやっていたおかげでクラシック音楽が好きで、たまにYouTubeでも聴くのですが、生の演奏には到底敵わない。体の芯まで響かせる低音楽器の音、震える空気が見えそうなほどバリバリ鳴るトロンボーンやホルン、バリトンサックス。か細く、だけど芯のある可憐な音で会場を彩るフルート・ピッコロ、名前は分からないけれどパーカッションの何か。ピアノも、一つの楽器で、一人の演奏で、これほど芸術的な表現ができるのかと、感動することでしょう。行ったことがないので想像です。とにかく、「見たい」「聴きたい」「行きたい」、それらを叶える場所が豊富にあります。

選択肢が多い

「イベント・お店が多い」と被る部分もありますが。例えば、派手な雰囲気を感じたい日は渋谷へ、大人で上品な気分で過ごしたいときは表参道・代官山へ、のんびり下町情緒を感じたいときは浅草や蔵前、上野周辺の落ち着いたエリアへ。「出かけるならココ」じゃなくて「〇〇な気分のときは××へ」というように、気分によって行く場所を選べるのが、古来から人々が集まり、文化が生まれ混ざってきた東京ならではだと思っています。

また、仕事の種類・数もほかのエリアとじゃ比にならないほど多くて、仕事を探すときも、意外と苦労しないんじゃ…? と感じています。一度東京へ出てきてしまえば、その後の道はいくつもあって、意思と行動力さえあれば比較的簡単に望む方向へ進める気がしています。気がしているだけで実際は難しい部分も多いでしょうけれど、「可能性」がダントツであるのは間違いない。



もう半年か、まだ半年か、自分でもどっちか分からないほど濃い時間を過ごしています。地元へ帰るたびに落ち着きを感じるし居場所だと思うけれど、戻ろうとは一切思いません。混沌としたこの街で、揉まれ磨かれ生きていたい。いつかこの生活に疲れたら静かな場所へ越すかも知れないけれど、向こう数年は確実に東京で暮らしているだろうな。知らない場所へ行きたいし、出会ったことがないような人に会ってみたい、見たことないものを見てみたい。




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