文字媒体が好きな理由
さっき、近所を散歩しながらふと「家に帰ったらnoteを読もう」と思った。別に欲しい情報があったわけではない。YouTubeも映画も好きだけど、ときどき文字で書かれたブログが恋しくなる。なんでだろうと考えた。もしかしたら「視覚・聴覚的な情報が少ない」からかもしれない。
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例えばYouTubeでの語り動画を見ていると、話している人の表情や話し方、部屋のインテリアや音楽などへ気が散ってしまう。話を聞きたいのに、あっという間に集中できなくなっている。noteをはじめとするブログ記事だと、文章のクセはあれど、映像や音楽といった視覚・聴覚的情報は少ない。
そうそう、今書きながら気づいたことがある。文字媒体でも、画像やフォントサイズ、色など、煩雑な印象がある記事は閉じてしまうことが多い。あとは苦手だなと思う文章。大袈裟な例を挙げると「こんばんゎ」「まぢで」とか崩した日本語が使われているとき。あとはネガティブだとか誇張表現が多いとか、稚拙だとか。
話が逸れてしまったので戻そう。視覚・聴覚的情報が少ないと、じっくりと考える時間が増える。それが好きなんだと思う。あとは自分のペースで読み進められるので、気になるところは時間をかけて読み、たまに別タブを開いて検索したりできるところ。なんというか理論的な説明はできないけれど、文字媒体を読んでいるときのほうが、話に没頭できるときが多い気がする。
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仕事では記事の編集をしている。大学生のころにライター・編集者になりたいと思い就いた仕事。でもときどき「なぜこの仕事をしているのだろう。違う仕事も良いのでは?」と迷うことがあった。自分がなぜ文字媒体が好きなのかに気付けて、ちょっとはその迷いが晴れた気がする。