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組織を辞めたいことを正当化するのって難しい

大学時代体育会の部活のマネージャーをしていた。
人間関係の拗れと自分のやりたいこと・得意なこととのズレが原因で何度も辞めようと思った。
しかし辞めようと思う度に有り難い事に人に止めて頂いたり、自分自身で「せっかくここまで続けたのに辞めるのはもったいない」と思うようになった。

結論として私は部活を辞めなかった。
だが、辞めようと思った気持ち、辞めることで見えてくると信じた夢への憧れは何度抑え付けても自分の心の中にいたのだと思う。半年休部させてもらった。
私は当時のことを振り返っても全く後悔していないしベストな選択だったと思う。休部を許してくれた当時の仲間には感謝してもしきれない。

大学生活は四年と短い。ゴールが見えているからこそその四年間内のプランニングって結構簡単だったりする。四年の時間を組織に所属する・しない、その組織を続ける・続けないの選択で埋めればいいのだから。

でも社会人は違う。定年があったとしても65歳くらいまではザラにある。
その長い年月の中でどういう選択をするか。
きっと組織を辞める時もあるだろう。

その組織を辞める理由を人に納得してもらうことなんてほぼ不可能に近い。その人が辞めてもその組織は存在しなければならないし、仲間たちはそこで頑張り続けなければならないのだから。
今回の騒動があって余計に感じた。

#エッセイ #雑記

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