美術家・彦坂尚嘉さんの左翼性
彦坂尚嘉さんは言説は面白いが、作品は現物を見た範囲内でも、正直どれも良くない[追記。さっさっと描いたものに、たまに良いものもある]。日本の美術史内に位置を占めていることが、何らかの本人の美術界に働きかけた操作性を私は強く感じてきた。海外に、そこから経由して紹介される場合も。言説そのものも、いわゆる氏が曰く「真性」なのか、「エンターテイメント」なのか判断が難しい場合がある。感情がこもった発言は、それらしいが。感情がこもっていれば、本物なのか、という問題がある。それは、私などの後の世代でも触れることに慣れ親しんだ、左翼の表現法の範疇ということも。
身に染み込んだ左翼の政治性は、私は彦坂尚嘉さんに感じてきた。左翼の内ゲバ政治のようなもの。
参照。彦坂尚嘉さんの最新動画から。
まあ藝大は、特に高橋由一を良いものだと思っている。鮭信仰。豆腐信仰とか。
「暗い時代」。
何はともあれ、私は美術家・彦坂尚嘉さんから多くを学んできたと思います。大体、2010年以降。動画等の発言が滞ると、正直私はつまらない気持ちになりますね。学問及び、エンタメ要素が、やはり強い。
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