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千休は5年目に突入しました。

3月18日、千休は創業4周年をむかえました。5年目に突入しました。
千休に関わってくださる全ての人に感謝いたします。
ありがとうございます。

あっという間にすぎる日々の中でお祝いムードという感じではないですが、一区切りついたということで、この4年目を振り返ってみたいと思います。

4年目は「米粉の抹茶フィナンシェ 」に続く抹茶スイーツの商品開発に明け暮れ、夏からは催事続きの日々でした。

2019年に創業してから1年でコロナが流行り、通販をメインでやらざるを得なくなり、強制的に「店舗を持たないブランド」として事業を進めてきました。幸いなことに、大学生の時からデザインや執筆やwebメディア周りの仕事をやっていたおかげで、オンラインショップに抵抗感なく、すぐ切り替えることができました。

そして、4期目になってから、やっと百貨店や商業施設での催事ができるようになりました。初めての本格的な催事は8月の渋谷スクランブルスクエアです。

まったく要領がわからず、不安すぎて2ヶ月くらい前からずっと準備をしてた記憶があります。笑 
友人が催事をやっていると噂を聞いたら見に行き、百貨店の地下のお菓子売り場に死ぬほどいきました。おかげさまで今までweb周りの知識しかなかったのが、お菓子にもだいぶ詳しくなり、お菓子を作っている人とのつながりも生まれました。
今では、百貨店お菓子売り場めぐりが趣味です。笑

そして催事の経験者や、販売員の経験者に不安なことやわからないことをしつこいほど相談させていただき、サポートしてもらいました。
いつもありがとうございます。

初めての催事はありがたいことに予想以上の結果を残すことができ、そこから色んなところからお声がけいただき、10月、12月、2月と2ヶ月に1回ペースで催事をやらせていただいています。
東京だけでなく、大阪や京都など、関西の方でもやらせていただく機会もいただきました。長期間の出張は体力勝負で、「身体が強くてよかった」と心から親に感謝する機会にもなりました。

本当に挑戦続きの下半期でした。

催事期間中はすべてが絶好調ではなく、もちろん売上が芳しくない日もありました。ただ、全体的に見ると、催事は事業のひとつとして良いスタートが切れたと言っていいと思います。もちろん半年催事をやり続けて、やっと「こういうふうにやればいいのか」と要領をつかんだばかりです。

ただ催事を短期間にたくさん経験したことで、通販メインでやっていこうと思っていた私の頭の中に、催事という選択肢が現れ、その選択肢を取ることでたくさんのお客様に千休のことを伝えることができています。

そして、催事をやるごとにたくさんの方が応援してくださり、スタッフがついてきてくれます。本当にありがとうございます。

催事界隈(?)には上には上がいて「そんなに売れるの!?」とびっくりするお菓子ブランド強者はたくさんあります。
オンラインショップを運営しているときでは感じなかったお菓子ブランドの経営者の熱量だったり行動力だったりに催事に出るたびに驚き、自分のエネルギーとなっています。

催事は本当になかなかのハードワークです。(笑)
それでも催事を続けていられるのは、視座を高めてくれる人が身近にいるからです。

5期目も催事に注力し、たくさんのお客様と直接コミュニケーションをとり声を聞きながら、千休の魅力を磨いていきます。

催事をやるに従って、たくさんの新商品も出しました。

  • 2種類の抹茶クッキー缶

  • 抹茶チーズケーキ(ママのチーズケーキさんとのコラボ)

  • 抹茶ティラミス(kashinoki coffeeさんとのコラボ)

  • 3種の抹茶もゆきクッキー缶

  • 抹茶ふわりロール

  • 抹茶チョコレートクッキー缶

  • 抹茶スノーボールクッキー缶

  • 千休トリプル抹茶サンデー

  • 抹茶ブッセ(惟のレモンさんとのコラボ)


吸水性や粘り気のある抹茶をお菓子につかうというだけでも難易度があがるにもかかわらず、それに加えてグルテンフリーで小麦粉を使わないという、かなり難しい状態で、いくつもの新作を出すことができました。

これは、パティシエの方、工場の方、お菓子メーカーの方が、わたしの抹茶スイーツへの想いを実現してくれたからです。

「ちょっと販売し続けるには難しいかも…」と思って、販売をストップしているお菓子もあります。「あれ美味しかったけどもうできないな…」とふと、売らなくなったお菓子を思い出すこともあります。

販売ストップしたお菓子が出てきてしまう中でも、なんとかフィナンシェの次に続くグルテンフリーのおいしい抹茶スイーツを作りたい。
そんな想いで、レギュラーとして長く愛されるお菓子を生み出せるように全力を尽くしています。
特に最近は、どうすれば美味しくなるのか、どうすれば美味しそうに魅せることができるのかも少しだけわかってきました。今期は、さらに美味しい抹茶スイーツを出していきます。

オンライン販売や催事で新商品がでるときには、ぜひお手に取ってみてください。

話は変わって、私が創業した時にもうひとつ考えていた夢があります。
それは「どこのカフェに行っても、美味しい抹茶や抹茶ラテが飲めるようにする」ということです。

当時は、住んでいる東京の周りのカフェでおいしい抹茶ラテが飲めたらいいなと思っていましたが、今は全国・そして世界中で抹茶という選択肢がカフェにでき、そしてしっかりおいしいというクオリティを出せたらいいなと感じています。

去年の11月にアメリカに行った際に、予想以上にクオリティの高い抹茶ラテを飲むことができました。昔のイメージが覆されていて、抹茶への需要がかなり高まっていることを肌で感じたのです。

抹茶はスーパーフードと海外で言われているほど注目されていますし、私自身が5〜6年抹茶を毎日飲み続けたことで、かなりヘルシーな生活を送ることができています。

コーヒーや紅茶に代る…というよりも、新しい選択肢として共存し、コーヒーや紅茶を飲みすぎている人が、一息つきたい時に「抹茶」をどこでも選べるようになったら嬉しいです。

海外進出だ〜と意気込むものの、まだファーストステップをどうすればいいのか、どのようなリスクが待っているのかわかりません。すでに海外に行っている先輩がたくさんいるので、また相談することになるかもしれませんが、リスクや不安が待ち受ける未知の世界です。
2019年に千休を立ち上げた時も何もわからない0からスタートしてここまで来れました。その自信と経験を胸に、的確に判断をし、選択をし、おいしい抹茶を広めるために邁進します。

長くなりましたが、まだまだ千休でやりたいことはたくさんあって、やらなければいけないこともたくさんあります。「事業が手離れして暇な時間ができた〜」と言ってみたいなと思うときもありますが(笑)、まだまだそのレベルではないので、毎日を集中して事業に向き合っていきます。

そして起業してから、本当にたくさんの天才(天性の才能の持ち主)の経営者の方々お会いしてきました。そんな方と話すたびに、「自分は天才ではないから、地道に学んで努力してコツコツがんばろう」と心に刻んでいます。

至らぬ点がたくさんあるかと思いますが、継続力・コツコツ力を活かしてがんばります。

5年目も千休をよろしくお願いします!
最後までお読みいただきありがとうございました。

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抹茶のことをあまり知らない…という人が学べたり、教養をつけることができるnoteにしていきます。 また、こうやって抹茶と関わっているんだという私の生活を覗き見できるような内容にする予定です。

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