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影響を及ぼし合う身体の仕組み

昨日の話ですが、朝オンラインで「足裏リセット体操」なるレッスンを受講しました。

最初に立ったり歩いたり屈伸したりして、身体の様々な部位の感覚を確認し、その後20分強の足裏マッサージや、足の指のストレッチ、足の骨の矯正を行い、終了後に、最初と同様立ったり歩いたり屈伸したりして感覚の違いを確認して終了です。

たったこれだけの事なのに、想像以上に明らかな変化があったことに驚いています。

まず私の場合は足首が極端に硬いのですが、これは足首の中にある距骨が固まっていることも原因で、前に出たまま固まっている距骨を足首の運動と一緒に後ろに引っ込める動きを繰り返したら、前より踵をついてしゃがむことが楽になりました。

他にも視界が広がったり、歩く時の重心移動が改善されたことなど沢山挙げることが出来ますが、一番感動したのは、やる前に胸と背中に片方ずつ手を当てて呼吸をしたときの膨らみを確認するのですが、やった後は息を吸ったときに劇的に背中側が膨らむことがわかりました。

私は自称身体マニアで(もちろん専門家には敵いませんが)歌声を育てる要素として、横隔膜とつながる舌の大切さを繰り返してきました。

アナトミートレインの図を発見したときには嬉しかったものです。肺と横隔膜が含まれているこの表は、歌手には欠かせない要素が書かれていて、少なくとも身体がいかに大切かを教えてくれます。

ただし舌はこうでなければいけない、という教え方には無理があるため(舌以外の様々なところに原因があることは間違いなく、舌だけを直しても根本的な解決にはならない)これらが密接な繋がりがあり、影響を及ぼし合っていることを痛感していただくことが大事かと思っています。

一方、身体が整っていたら舌は本来はこのような位置にあるだろう(そこにないと発音しにくい子音や母音が出てきてムラが出る)みたいな目安はあるので、原因を探りながら、それぞれの身体の部位を調節(バランスを取ることが目的)していきます。

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