お互い苦手意識があるほど気を使ってやたら喋る

わたしのような、なにかと不完全な人間だと、どの環境においても苦手な人が一定数いる。

苦手な感覚って多分、好意よりも伝わりやすいものだと思うから、意識して隠さないとダダ漏れになる。

男性同士だと、苦手だから関わらないでおこう。が通用するような気もする。現にわたしの知り合いの男性は、気に入らない人がいると一切口をきかないらしい。その男性が仕事のできる人だから通用するというのもあるのだが、女性社会だとなかなかそうもいかない。

苦手意識はコンプレックスから生まれることがほとんど。プライドの高い女性は、自分が他者にコンプレックスを感じていることを周りに悟られたくない。だから、私たち別に苦手同士じゃないですよアピールなのか、苦手同士ほど、やたら不自然に絡んだり、愛想笑いが過ぎたり、変に気を使ってやたら口数が多くなる。自分でも気味が悪くなる。

人間関係において、きっと苦手同士だと認識し合っていたとしても、関わりを避けられない瞬間がある。

わたしは苦手な人の前ではやたらと口数が多くなり、決まって不自然な会話をし始め、気を遣い、だんだんと気まずくなっていく。次第に微妙に重い空気に耐えがたくなりその場を離れる。らしくないことばかり口走ってしまったと後悔するのだった。

苦手を感じても平静を保ちたいものだ。
そしてできれば誰に対しても苦手意識を抱かないのが理想だ。


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柊夕美子
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