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映画「ビッグ・フィッシュ」感想(★★★☆☆)

※ネタバレに配慮していません
いい映画だよ〜とおすすめされたので見てみました。

ティム・バートンと言えばナイトメア・ビフォア・クリスマスのイメージだったので(なおこちらも未鑑賞)
こんな風に実写の映画なんて作ってるんだ―と意外だったわけですが、
見始めたら素人ながらも「ティム・バートンっぽい」世界観を濃厚に感じるような作品でした。

主人公は、いい年して空想まじりのお話ばかり聞かせる父親にうんざりしていたわけですが、
父親の病気をきっかけに、それらの背景にある父親の人生に思いを馳せることになる、的な感じのストーリーでしょうか。
説明が難しいですね。なんせ、映画の半分は父親のおとぎ話が映像化されたものなので荒唐無稽というかなんというか。

最終的に父親のおとぎ話は、半分は空想だったけれども、残りの半分はきちんと現実に即していたことが分かってきます。
(まぁここも、もう主人公目線のおとぎ話なのかも知れませんが)
そして、父親は本当に自分をごまかすためなどではなく自分や話を聞く人たちのが楽しめるように空想を織り交ぜていたことが分かり、
最後に主人公は、今度は自分が語り手になることでそれがとても優しい行為であったことを知ったのだと思います。

私は靴を脱ぐ町のエピソードがすごく好きですね。
私もあの町で永遠に暮らしたーい

あと意外と私はちょこちょこ挟まる現実のシーンが好きでしたね。
洋服のままお父さんとお母さんがお風呂に入るシーン、良かったです。

書くことが予想以上にないのでおしまい


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