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ドラマ「オビ・ワン・ケノービ」感想

※ネタバレを考慮していません

かなり前に配信すると聞いて気になっていたものの、わざわざサブスクに入るのが面倒で見ていなかった「オビ・ワン・ケノービ」を見ました。

もともと酷評と聞いていたのでだいぶ期待値が下がっていたのもあるかもしれませんが、個人的には結構良かったです。
まぁ、想像していたのが「実は俳優が全然別の人」とか「版権の問題でライトセーバーは使えない、ダース・ベイダーも出てこない」とか「すべてがお遊戯会レベル」とかだったので、期待値が低すぎたのかもしれません。笑

それに加えて、私はスター・ウォーズファンと言うほどファンでもなく、もはやep4〜6の記憶といえば、ep3の公開前に一気に見て「大きな猿っぽい人たちが投石機で闘っていたなぁ」「ハン・ソロっていうイケてる兄ちゃんが出てきたなぁ」というレベルです。
どちらかというとep3が好き、というかオビ・ワンが好きだったので、割と私みたいな層にはまる内容だったのかもしれません。

個人的には、アナキンがあんな事になってしまったことに対するオビ・ワンの苦悩がきちんと描かれていたのが良かったです。ジェダイだってそりゃ辛いよなぁと…(というかこんな大事なところ、描かれてなかったのか、、?※ep4は覚えていない)
そして最終盤ですが、オビ・ワンがアナキンと、ダークサイドに落ちた彼を明確に区別して捉えられるようになった(=レイアに父親を素晴らしい人だと伝えられた)ことが本当に良かったと思いました。

他の方の感想で、オビ・ワンがアナキンに謝ったのが良かったと書かれているのを見たのですが、私は小さい頃に見たからか、あまりアナキンをかわいそうだとは思っていなかったので(子供の頃のアナキンは好きだけど、大人アナキンはちょっと…。パドメしか勝たん)その感想に驚きました。
でもジェダイも、訓練のために小さい頃に親から隔離したりっていうスパルタ教育をしてたわけで、そういうのがダークサイドに落ちやすい精神的な弱さの根本になっていたのかもしれないとは思いました。だからこそルークは大人になってからのチャレンジだったんですね。(それはそれで大人になってから、子供の頃から訓練しておきたかったってなると思うけど。ベストなのは子供にきちんと選択させることな気がするなぁ)

ちょっと気になった点といえば、「え、外伝的なドラマでダース・ベイダーとオビ・ワン闘っちゃうの?いいの?」とか、
「あれ?なんで最後オビ・ワンはダース・ベイダーを見逃した、、?『さらばだ』????」とか、
「そもそももうちょいレイアがさらわれるところ、レイアがあまり悪くないようにしても良かったのでは(元のレイアの行動であまりにも影響がでかすぎ)」とか。
あと、新鮮に驚いたのは、ダース・ベイダーってあんなに流暢に喋るし、お腹?に緑とかのライト付いてるんだ〜と思いました。
もっと真っ黒で重々しい荘厳なイメージだったので、、あ、こんな感じなのか〜と。子供と今の感じ方の違いですかね。

総じて、アクションとかSFの感じとかワクワク感とかを楽しみたい人にはあんまりだと思いますが、オビ・ワンの心情という面では十分楽しめる内容だったと思います。

レイアかわいかった〜

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