映画「オットーという男」感想
※ネタバレに配慮していません
最近ゲームに少し飽きてしまったせいもあり、すごい勢いで映画を見ています。
あらすじを読んだ段階で、絶対泣いてしまう映画だなと思っていましたが、案の定でした。
個人的に、「偏屈ジジイが活躍する映画」「もうすぐ死にそうなおじいが楽しむ映画」はハズレがないので何も考えず見ることが出来て好きです。
例を挙げるなら、「グラン・トリノ」「最強のふたり」「最高の人生の見つけ方」「運び屋」などなどなど。どれもとても良いですね
とはいえ、超序盤で主人公が首を吊り出したのはかなり衝撃的でした。。
多くのオジイチャン主人公たちは、外的要因で死を意識する人はいても、自分からという主人公はあまりいなかったような。
作品としては、回想シーンと現在のシーンが融合も相まって、とても感情移入できる映画でした。
凄いなーと思ったのは、やっぱり隣人のマリソルですね。
なんというか私はこういう「ズケズケ系キャラ」はあまり得意ではない場合が多いんですが、マリソルはなんだか、、、嫌いになれないどころか好きでした。
かなりプライベートに入り込んでくるし、遠慮なく色々頼んでくるけど、きちんとお礼やお返しをするし、悪いことをしたらすぐに謝る。。
ギブ前提のテイクが徹底されているし、何より捻くれてなくて素直な性格がいいです。
人によっては合わない人もいるだろうし、というか私もちょっとあまりに高頻度だったらキツイかもしれないけど、隣人にあんな人がいたら楽しそうです。
人間、あんまり頼ったりできないけど、実際頼られると嬉しかったりもするし、もっと人に頼ったり声かけたりしていきたいなーと思う最近です。