映画「幸せへのキセキ」感想
※ネタバレに配慮していません。
また「題名に『幸せ』がつく映画は泣ける説」に合致する映画が1つ増えてしまいました。
(でも流石にちょっと混同するのでもう少しオリジナリティのある邦題はつかないのかなと思わなくもない。。)
原題は"We Bought a Zoo"で、妻と死別した2人の子供を持つ男性が潰れかけの動物園を復活させるお話です。
自分語りになりますが、実は最近少しだけ乗馬にチャレンジしていたという事もあって、「動物園を復活させる」というテーマはなんだか自分にとって凄くタイムリーで、このタイミングで見ることが出来てよかったなぁと、、
乗馬をさせていただいた所で私がお話を聞いたのは馬についてだけですが、餌代は思っている以上に高いし(しかも物価高)、糞だってお金を払って処理してもらわなくちゃいけないし、思う以上にこまめで繊細な手入れが必要だし、病気になったらお金はもちろん、夜の間もそばに付いていてあげないといけなかったり、、、
まだまだあると思いますが、生き物に向き合うというのは本当に想像してた何倍も大変なことなんだなと実感したというか、正直自分の考えは甘かったんだなぁと知ったところだったのです。
このお話は実話を元にしているそうですが、お金ももちろん、そういった点でもすごく大変な思いをされたんでしょうね…
映画は、もうほんと文句なしです。もちろん「こんな上手く行くかい!」って感じではありますし、なんというか"映画としては"ありきたりな展開かもしれません(実話としてはすごすぎ)が、たまにはこういう安心感がある映画も必要です。たぶん最後には全部うまくいくんだろうなと安心して見られる映画ですね(ノマドランドみたいな映画も好きだけどね)
あと、もうなんてったって子供も動物もみんな可愛いのが素晴らしい。もちろんマット・デイモンもかっこいいし。
私が今回印象に残ったキーワードが「冒険」です。
人生には別れがつきもの。それは私自身にも言えることですが、それをどう捉えるかはその人次第だなぁと思います。
「環境が変わってしまう…」と捉えるのか「新しい環境だ!!やってやるぞ!」と捉えるのか。。
私はこの1年で色々な新しいことを体験していますが(弓道とかダイビングとか乗馬とか一人旅とか。もちろん一人暮らしとかその他のことも)私も知らず知らずのうちに「冒険」してたんだなぁと思いました。
あとは、たまーに1人か、もしくは似た経験をした人と振り返って、過去の自分もきちんと大切にしてあげるのも大事だなと。。過去があっての今なので。
ベンジャミンも最後、写真を見て泣いたり、お子さんに思い出話をできるようになったのが素敵だなぁと思いました。
またいつか見たいし、何度見ても元気を貰えそうです。
余談ですが、乗馬は思う以上に難しくて、筋肉痛が現在進行系で大変なことになっています。
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