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Photo by
uminnaka
映画「Perfect Blue」感想(というよりつぶやき)
※ネタバレに考慮していません。
パプリカを見てから、ずっと見たいなーと思っていた本作ですが、いざ見てみたら驚くほど私には刺さりませんでした。
なんというか、勧善懲悪すぎるというか、ミーマニアさんもるみちゃんも気持ち悪く描かれすぎていて、そっちに引っ張られてしまって伝えたいことがわからない…
ストレスによって現実か夢か分からなくなっていく恐怖はもちろん感じましたが、でもそれはミーマニアさんとかるみちゃんとか変な人に囲まれた上で日々のストレスもあったというだけでは?
いくつか起きた殺人のうち一部は主人公が犯人かもしれないという考察も見ましたが、、、まぁそうかもね〜、くらいの感情移入にとどまりました
これが評価されているのは、当時を考えると前衛的で他にないからということなんでしょうか。
昔、どこかに旅行に行った時に、老舗で評価の高い焼きそばやさんとやらに行ったのですが、老舗ということに価値がありそうではあったもののあまり口には合わなかった記憶があり、なんだかそれに近い感覚でした。
やはり前評価で期待を高めすぎて見るのは良くないですね。