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エッセイ

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日々思うことを自由に書いたエッセイです。変な人が書いた変な文なので変ですがお許しください。
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記事一覧

エッセイ / 秋晴れ

 こんばんは。夕凪です。

 3回目のワクチン接種による副反応から大分復活してきました。ご心配いただいた方、ありがとうね。

 「お前スタエフ配信者なんだからスタエフでやれよ!」って思ったそこのあなた。僕も思いました。けれど、喋りで伝えたいことと文字で伝えたいことは違うので。どちらもやりますよ〜。

 今日はでっかい台風が去って、今年初かな?秋晴れ!!って感じの空でした。暑〜い夏が終わって、ようや

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エッセイ / 記憶

 この前初めて、夢に祖父が出てきた。

 祖父は八年前に突然亡くなった。

 うっすらとしか覚えていないけれど、祖父と祖母が二人の家の縁側に座っていた。
 祖父は胡座だった。
 祖母の家は庭に小さな山があって、縁側からは山を望める。二人が山を眺める、その背中を僕はただ見る。それだけ。
 ほんの一瞬だけの夢だった。

 だけど、その一瞬が、とてつもなく長く感じた。

 何を語った訳でもなく、こちらを

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エッセイ / 120円

 俺が生まれ育った町は、都会とも田舎とも言いきれない、どちらかと言えば田舎に分類される程度の町だった。
 少し歩けば山。熊や猪が出るのは当たり前で、同級生のランドセルには熊除けの鈴が付いていた。

 幼馴染とは毎週のように遊んでいた。
 自転車で途中の商店に寄ってお菓子とジュースを買って行って、部屋に置いてあったお下がりのブラウン管テレビとWiiを繋いでゲームをした。
 近くの自販機へ行って、当た

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エッセイ / 生活

 旅をした。

 ずっと行きたいと思っていた地へ、リベンジ的要素もありつつの、ひとり旅だった。

 岡山では美観地区を歩いてから王子が岳という海を一望できる山へ、その後は海岸へ寄った。

 大阪では食べ歩きでたこ焼き、豚まん、アイスキャンデーを食べて、それからとあるカフェへ行った。

 今回はそこで感じたことを書き残します。

 岡山での一番は、間違いなく、海。
 山周辺で育った僕にとって海とは無

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エッセイ / 花束

 最近wowakaという人の曲を聴いている。

 米津玄師が彼のことを「基本的な人生のBPMが違う感じがした」といったように、wowakaの音楽は独創性の塊、誰も寄せつけない魅力があると感じる。

 『もういない人への印象』について考えた。

 この世からいなくなった人に新しくオリジナリティがうまれることはなくて、過去作品やその生き様に浸ることしかできない。

 対して今生きている人へは、単に最近

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