「自分の人生を史上最高の感動ドラマにする方法」（ひすいこたろう）
【コラム記事より元格闘家の大山峻護選手のエピソード】
苦しいとき、それはチームの関係性を見直すとき。
つまり、チームが１つになる最大のチャンス。
＜中略＞
グレーシーに勝つイメージがまったくない・・・・・・。
そこで、このときに、１つだけ決めたそうです。
勝つイメージが湧かない。
それはもう仕方ない。
ただ、弱い自分に勝つ！
そこだけ決めたそうです。
相手に勝とうとするのではなく、
自分に負けないことに専念した。
ピンチは必ずくるだろう。
弱い自分も出てくるだろう。
だけど絶対に弱い自分に負けない。
これだけ決めてリングに上がって、大接戦の中、やはりまけそうになったそのインターバルのときに、大山さんは気づいたら、リングの上でこう叫んでいたそうです。
俺は絶対に
妥協しない！
無意識にも、そう叫んでいた。
それまで最後まで自分の弱い気持ちに負けることなく戦い続けることができて、結局、なんとその試合勝てたのです。
（P１９８～２０１）
