「スパイスの効いたご飯って美味しいよね!」という話になったので早速食べてきたという話
※当日スマホを忘れたのでみんなの写真からロイホのチキンサラダをお借りしました。これはCOCO'Sのお話です。
■「スパイスの効いたご飯って美味しいよね〜」
この記事を開いていただいた方へ。
クレオール料理をご存知ですか?
ぼくは先日お友達とお話していて初めて聞きました。
アメリカ、ルイジアナ州発祥のケイジャン料理とルーツを同じくしている料理で「ジャンバラヤ」や「ガンボ」などが上げられるそうです
ケイジャン料理との違いは「トマトを使用していること」とのこと。
参考:Wikipedia クレオール料理、ケイジャン料理とクレオール料理の違い
10月に旅行の段取りを組んでいて、岡山、鳥取、東京と巡るので、旅行といえばご飯も楽しみだよね!というお話で盛り上がり、お料理が上手なお友達から教えていただきました。
今日ココスでジャンバラヤ食べてきてめっちゃ美味しかった!というお話です。
■そもそもどうして旅行に行くのか。
コロナが始まってから久しぶりにどこか行きたいと思っておりまして、出展する企画展が10月24日から開催するということで、当初は東京に行く予定でお友達に頭出しをしていました。
その後、Twitterを眺めていたら、岡山県の「BIZEN中南米美術館」で古代マヤ文字ドネーション(ご寄付)なるものを募集しているという記事を見かけました。
参考:古代マヤ文字ドネーション(ご寄付)
寄付の返礼として、自分の名前を古代マヤ文字(なんと解説付きの証明書ももらえる!)を作っていただけるとのことで、早速応募。
基本的には実名での作成との事でしたが、ハンドルネームでの作成をご相談したところ快いお返事をいただき、2口分申し込みゴム印もお願いしました。
以前地元秋田県で企画展を開いてくださっていた事を伺い、
これはご縁だ!と思い、急遽岡山県旅行を計画。
自分が突然旅行するときは決まって「そこに縁を感じたから」といういつぞやの戦隊シリーズの誰かみたいな理由です。
他に行けるところはないか考えていたところ、鳥取県に「小泉八雲記念館」があることを思い出しました。
隣の県なので何とかなるだろうということで日程に組み込み、全く行ったことのない岡山県、鳥取県を巡り東京から秋田へ戻るという旅行計画が爆誕となりました。
■小泉八雲からクレオール料理に。
記念館に行くくらい小泉八雲が好きなのかといわれると、ゲーム「文豪とアルケミスト」のキャラクターで「小泉八雲」が好き、という具合です。
本は読んだことはないけど名前は見たことがある、アニメ「秘密結社鷹の爪」のyoutubeチャンネルで以前小泉八雲と怪談話が取り上げられていたのを覚えていたというスタートだったので、「文豪とアルケミスト」を始めたばかりの時小泉八雲がカタコトで眼帯をしている設定の理由も分かりませんでした。
ただ、推しの記念館があるなら行きたいと思うのはオタクという生き物の業のひとつ。推しを学ぶことは知識の獲得に他なりません。
ぼくが本を漁る理由は大体「推しの元ネタ」「推しが書いた」「原作小説」「小説版に推しの新情報が載ってるかもしれない」みたいなものです。
行くなら著作の一つも読まねばとhontoで検索したところ「復刻版 ラフカディオ・ハーンのクレオール料理読本」という本を見つけました。
ここで本題のクレオール料理の話が上がります。
■ジャンバラヤーーーー!!!!!!!
ぼく「クレオール料理、とは?」
お友達「ジャンバラヤとかあるよ」
ぼく「効果音か必殺技みたいな名前だ」
ジャンバラヤとガパオライスの違いも分からないぼくは通話をしながらGoogle先生に質問します。
まあ深夜に見たらお腹のすく画像が出てくることよ!
暑くなってきたしスパイシーな味が美味しいじゃん!?
甘辛なご飯とかサルサソースとか美味しそうなことこの上なし!
ジャンバラヤ食べたい!
ジャンバラヤ食べたい!
ジャンバラヤ食べたい!
食欲に支配された脳は留まることを知りませんでした。
嘆くぼくに神は知識を授けます。
「チェーン店で食べられるよ!ジョナサンとか」
ないよ!
秋田県にはジョナサンもロイヤルホストもないよ!
ついでに言えばミニストップも餃子の王将もないしスイーツパラダイスはすぐに消えた。
現実は非情です。
しかし諦めてはいけません。
ロシアのことわざにも「神に祈れ。しかし岸に向かって漕ぐ手は休めるな」とあります。
求めよさらば与えられん。
「COCO'S」
それは神の啓示。
「COCO'S……」
それは地上を照らす光。
包み焼きハンバーグと某国民的認知度の青い二頭身キャラクターのイメージしかないその店舗の名は盲点でした。
しかしCOCO'Sはこの秋田県にも存在するのです。
聞けばジャンバラヤとカリフォルニアタコサラダが美味しいというではないですか。
東京行ったらラーメン屋さんもカレー屋さんも行きたいな〜などとひたすら食欲に支配された話をして神との対話を終えました。
■そして、迎える朝
ぼくは家を飛び出しました。
普段土曜日は昼過ぎになっても起きないぼくが10時に起き、身支度を整えて11時には家を出ました。
ジャンバラヤが食べたい!
タコサラダが食べたい!
ただそれだけの理由で人は早起きできるのです。
人間よ、食べたいものと開店時間を調べるのです。
財布を握って家を出れば人は店まで導かれるでしょう。
全くもってそんなことはねえ。
眠いに決まってんだろ。
数多の渋滞を抜けた先にはCOCO'Sがありました。
■いざ、COCO'Sへ
タッチパネルで注文する近代的なスタイルになっていたことに驚きつつ、目的のカリブチキンジャンバラヤとカリフォルニアタコサラダ(シーザードレッシング)を注文。
外食はケチらず食べたいものを食べる主義なので更にドリンクバーに上乗せをしてスープバーを特殊召喚するぜ!
注文して間もなく運ばれてくるタコサラダ。
割と混んでいたにも関わらず提供スピードが速くて驚きました。
すごいや飲食業……ありがとうございます……。
美味しいね!
サラダにパリパリサクサクのチップスの食感が楽しい!
上に乗ってるガッカモーレ(アボカドベースのサルサ)とチキンを崩して味変しながら食べられるので飽きない!
別皿のサルサソースをかけるとピリ辛な味がまた美味しい。
オススメというだけあってシーザードレッシングでしっかりまとまってるのでどれが混ざっても美味しい。
辛いな〜と感じた時にスープバーのトマトスープを飲むと酸味と旨味でリセットされてまたサラダに戻れるという無限ループ。
あっという間に食べ終わりそうなところでジャンバラヤの登場。
見た目ご飯の量が思ったより少ないんだなあと思いましたが、全然そんなことはありませんでした。
スパイシーなご飯に甘めの玉ねぎが合う!
サラダを混ぜるとサッパリして美味しい!
カリブチキンはほろほろ崩れるほど柔らかくて、スパイシーな味付けととろっとろの油が美味しい!
スープバーの牛骨と玉ねぎのコンソメスープを挟んで休憩しつつ、フォークやスプーンが止まりません。
チキンをちょっと崩してご飯に混ぜて、こちらも別皿でいただいたサルサソースをかけて、ガッカモーレを少し添えるとソースのピリッとした辛みと油の旨み、野菜のまろやかさがマッチしてずっと美味しい。
わりと油分があるのか、見た目の量としてはそんなに感じなかったのですがほぼ食べ終わる頃には満腹……最後まで美味しく食べられました。
■大満足
お腹いっばい大満足でした。
ありがとう神(お友達)!ありがとうCOCO'S!
ぼくの中で包み焼きハンバーグしか印象になかったCOCO'Sの評価が一気に上がりました。
すみません、また伺います。
食べさせてください。
ジャンバラヤ以外も食べますから…。
帰りに取り置きしていた小泉八雲の「怪談」買ってきました。予習するぞ!
旅行の話から美味しいものを食べに行くことができたお話でした。
それでは、また。
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