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魂の成熟プロセス⑧:統合フェーズと拡大フェーズにおける、時間軸の向きの違いについて

魂の成熟プロセスについての解説シリーズ、いよいよ第8弾です♪


魂の成熟プロセスについての解説シリーズ第1~7弾の記事は、こちらにまとめています👇


統合フェーズと拡大フェーズにおける、時間軸の方向性の違いについて

今日は、統合フェーズと拡大フェーズにおいて、流れる時間軸が真逆になるよと話。

魂本来の自分を取り戻すフェーズである【統合フェーズ】
(=目醒める前の世界)
と、

魂が設定してきた目的を果たすフェーズである【拡大フェーズ】
(=目醒めたあとの世界)
においては


"時間軸" の向きが逆向きになる。

つまり、"時間" が流れる方向が正反対になるということ。


どういうことか?

【統合フェーズ】においては、
【過去】から【今】、【今】から【未来】に向かって時間が流れていくのに対して、

【拡大フェーズ】においては、
【未来】から【今】、【今】から【過去】に向かって時間が流れていく、ということ。

つまり【統合フェーズ】というのは、

【過去】によって【今】が決定し、【今】が【未来】を決定する

という【因果】の世界であるのに対して、


【拡大フェーズ】というのは、

既に確定している【未来】の出来事が、だんだん【今】に近づいてくるイメージ。

【未来】に確定している出来事を、【今】という時間軸で回収していく

という、【宿命】の世界であると言える。

そして同様に、

【過去】というものも、【今】からの意味づけによって確定し、
【今】の視点からの意味づけによって【過去】が変動していく

これが【拡大フェーズ】における根源的な世界観となる。


つまり、

【統合フェーズ】というのは、

【過去】は "確定" しており【未来】は "不確定" である

という捉え方であるのに対して、


【拡大フェーズ】では、

【未来】は "確定" しており【過去】は "不確定" である

という捉え方が共通認識として存在する。


そのため、

統合フェーズだと、

【今】によって【未来】が決定される

という時間軸の感覚だからこそ、

自分で自分の道を切り拓いていかなければならないという、一種の重圧感や責任感が伴ってしまい、不安や恐れがつきまとってしまうが、


拡大フェーズにおいては、

【未来】は既に確定しており、【今】はその確定事項を回収している

という時間軸の感覚が根底にあるため、

統合フェーズほどの恐れや不安を抱くことなく、今この瞬間を重視した生き方へとシフトしていく。


各フェーズの時間軸の違いと、『天動説 vs 地動説』の話

この時間軸の違いは、『天動説』と『地動説』の違い、みたいな感覚で捉えて頂くとわかりやすくて。

統合フェーズにおける「過去から未来に向かう時間軸の流れ(=因果の世界)」というのは、『地動説』的な立ち位置である一方で、

拡大フェーズにおける「未来から過去に向かう時間軸の流れ(=宿命の世界)」というのは、『天動説』的な立ち位置であるといえる。


よくスピリチュアルで言われる『宇宙の法則』などというものは、

『自分』という存在が宇宙の中心 で、周囲の現実は自分の内面や意識を反映する

と説明されている。

つまり、

『自分』を中心に外側の世界が回っていくという

世界観であり、

これは、天動説と同じ見解であると言える。


それぐらい、

統合フェーズと拡大フェーズにおいては、これまでの常識がひっくり返るくらい、

根底に流れる【世界観】や【常識】が真逆なんだよ、というお話でした。


こういう話、めちゃ面白いですよね ♪

続く…

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