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魂の成熟のプロセス①:魂が歩む2つの道のり

私たちの魂の歩む道のりには、大きく分けると、

『魂本来の自分を取り戻すフェーズ』と、
『魂が設定してきた目的を果たすフェーズ』

という2つがあって、

前者と後者では、
面白いほど生き方が真逆になる。


魂の成熟のプロセス

統合フェーズ:魂本来の自分を取り戻すフェーズ

前者とは、いわゆる”統合”のフェーズで、

【個】とか【分離】意識から、
魂とか愛という存在へ【統合】を目指していくフェーズ。

生き方としては、

  • 周りに流されずに自分で決める

  • 「誰かに言われたから」という他人軸ではなく、「自分がこうしたいから」という自分軸で生きる

  • 自分の意思で自分の人生を創る

という、いわゆる自己啓発とか自己実現の分野でよく言われるようなわかりやすいミッションに取り組むような生き方になる。

この生き方はわかりやすいから、多くの人はここを目指していく生き方になる。


拡大フェーズ:魂が設定してきた目的を果たすフェーズ

一方で後者は、”拡大”のフェーズ

魂とか愛を思い出した先で、
どんどん魂本来の意識を【拡大】させていきながら、
社会全体、世界全体へと、還元していく段階。

生き方としては、

  • 魂や社会に求められること(お役目、使命)を行う

  • 宇宙の法則や自然の摂理、バイオリズムに身を任せて、流されて生きる

  • 自分の意思で生きるというよりかは、上の存在(ハイヤーセルフとか創造主とか)の意思に沿って生きる

みたいな、『ニーズに応える』とか『流される』ような生き方、

つまり、”統合”のフェーズでは「他人軸」とされるような生き方にシフトする。


統合フェーズから拡大フェーズへの移行の際に生じる葛藤

統合のフェーズと拡大のフェーズが切り替わる境目は、

水が氷に、氷が水に切り替わる ”凝固点” みたいなイメージで、

ある点を堺に、一気にガラリと反転するようなイメージだから、

統合のフェーズで行ってきたことと真逆のことを求められる。


わかりやすいところでいくと、

統合のフェーズでは、
「周りに流されたり、誰かの期待に応えたりするのではなく、自分の意思で自分のやりたいことを貫く」
が大事だと言われていたのに、

拡大のフェーズに向かうと、
「むしろ流れに身を任せて、上の存在からのオーダー(期待)に応える。むしろ自分の意識(エゴ)は手放すことが大事。」
みたいに言われてしまう。

ここで混乱が起こりやすいからこそ、
多くの人が、統合のフェーズを生きることだけで終えてしまう。


それに、大抵の人は、
統合のフェーズをすっ飛ばして拡大のフェーズに進む、みたいなことはできなくて、

①統合のフェーズを十分体験する → ②拡大のフェーズに突入する

という順番は崩せない。だからこそ余計にややこしいし混乱が起こる。


さらに、統合のフェーズと拡大のフェーズは、あまりにも性質も文化も違うからこそ、

その分岐点において、
統合のフェーズで築き上げてきた自己が一度崩壊してしまう。

その崩壊は、宇宙と共存する存在である新たな自己を作り上げるための一時的な崩壊であるにもかかわらず、

多くの人はその『崩壊』を恐れてしまい、そこに踏み込むことなく生涯を終えてしまうパターンも多い。


統合フェーズと拡大フェーズ、どちらの醍醐味も味わい尽くす生き方

でも、統合のフェーズと拡大のフェーズ、どちらも体験できることこそが、魂が肉体を持って生まれてきたことの醍醐味でもあると思っていて、

恐らく、拡大のフェーズこそが、本来魂がやりたいこととして設定してきたんじゃないかなと思っている(もちろん、その魂によると思うけど)。


だからこそ、

その魂の道のりをちゃんと理解できること、
そして、その道のりを理解した上で、フェーズの分岐点を、なるべく恐れることなく突破していける勇気を持つこと。

これが、私たち人間にとって、それこそ今の時代に生まれた私たちだからこそ、必要なことなじゃないかと思います。

これも、追ってnoteに記事書きますね。

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