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本当の自己肯定は、自分の価値を「認める」のではなく「手放す」ことである

私は普段、マンツーマンセッションや、心の講座を開催していますが、

「あなたはそのままで価値があるんだよ」とか、
「あなたは既に価値を持っているんだよ」とか、

そういうことは、実はあえて言葉にしては言わなかったりします。


大前提として、

みんな誰しも、

(社会一般的にわかりやすく評価されるものじゃなかったとしても)
ある意味での『価値』というものは持っている。

(というか、社会一般的に評価されるものだけが『価値』では決してない)


でも、

それを私が言って、『価値があるよ』と説得しても正直意味ないし、

言葉にしてしまうとどこか表面的・軽薄になってしまうし、

本当の問題解決に繋がらないと考えている。

だからあえて、言葉としては言わない。

生きづらさから抜け出すために必要なのは、

自分に対して、

何か価値を「足す」ことではなく、
とにかく「引く・手放す」こと。


「価値があるんだよ」をしきりに伝をえることは、

自分という存在に対して

『価値』を加えていることになる。

何もない状態に対して、

『価値』というものを上乗せしていることになる。


そして逆を言えば、

「『価値』がないのは良くないこと」

ということを隠喩することにもなる。


上乗せした『価値』がある自分を認められたとしても、

逆にその『価値』がなければ自分を認められないのならば、

それは本当の自己肯定になっていない。

それはただ、『価値がある』という条件が乗った自分を肯定する、

自分への条件付きの愛情であると言える。


本当の自己肯定は、

自分の『価値』を認めることではなくて、

”『価値』が何もない自分こそ、まっさらなありのままの自分である”

と認めることである。

『価値』ある自分で居続けたい、
『価値』がない自分にはなりたくない、

そんな抵抗や足掻きがある内は、

自分を条件でしか受け入れられてないことになる。

逆に、そういう抵抗や足掻きを諦めて、

本来の私には、
『価値』もなにもない。

それを認め、受け入れられたとき、

本当の意味で、自分の中の『価値がある・ない』論争が終わる。


それが本当の意味での自己肯定になる。


だからこれまで

自分を褒めるとか、
自分の価値を認めようとか、

”『価値』を加えよう”とする方向で
必死に頑張ってきたけど、

なかなか上手くいかなかった方は、


今やるべきことは、

『価値』を“手放す”ことなのかもしれません。



仲間と共に、
今まで向き合ってこなかった
自分の奥深くと対峙して、

不要なものをどんどん
手放しながら、

一皮も二皮も脱皮した自分へ
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