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ちょい読み 2024/12/21
『The Black Goddess 暗黒の魔女』
ロバート・グレイヴズ 著 ・ 味岡宇吉 訳 (1968 興文社)
・マモン ー拝金の哲学ー
・鉄の戦車九百両
・真の女性
・暗黒の女神が暗示するもの
詩人による機械文明批判の書。1895年ロンドン生まれ。
『忘却の効用 ー「忘れること」で脳は何を得るのかー 』
スコット・A・モール 著 ・ 寺町朋子 訳 (白揚社 2024)
つい最近、妻に「私より柔軟性が無い」と言われた。
その時、そんな事を言われる状況では無かったと思うのだが、
まぁ、日ごろの蓄積されたものなのだろう。
確かに私は、柔軟性がなく、頑固な面があるのだ。
臨機応変に、その時の状況に応じて行動し、
また、言葉の返しも素早く出来たら良いのだが、
もう仕方がないのだ。。。
という思考の枠組(バイアス)が柔軟では無いのだろう。
一日を通したあなたの行動の多くは、
既存の記憶がどれほど柔軟なのかに左右される。
(・・・)
行動の柔軟性を得るために脳が編み出した最適な解決手段は、
記憶と積極的な忘却のバランスを取ることだと判明している。
自閉症の方では、忘却するのに難があるために、
柔軟性がないケースがあるらしい。
私は、忘却が多いが、柔軟性も無い。
それでも、この性分をもって生きていくしかないし、
生きていけば良いのだ。
記憶と忘却のバランスかぁ。面白いですね。