人が集まると「道」ができる
1月2日。今日は母方の親戚で集まる日だった。
祖母の家に行くと、叔父家族が用意してくれた食べ物が大量にあった。大皿の寿司や揚げ物、サラダ、祖母の作った角煮や漬物など。お腹いっぱいになるまで食べて飲む。
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いつも通りお土産をたくさんもらい、母の運転で家に帰る。
対向車線は少し渋滞しているようだった。車がたくさん並んでいる。ヘッドライトの光が続いている。続く光に沿って、母の運転する車は進んでいく。
あぁ、「道」ができている。
人がいる場に「道」はできるのか。
そう思った。
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そういえば、以前まちなかでポップアップをしたときもそうだった。
ゲストママをしてくれたまちの友達が、社内で告知をしてくれたようで、ものすごい数の人が来た。私は「通りまーす!」と声を出し、人の間を動き回っていた。この時のことを、誰かが「賑わってたね。道ができていたよね」と言っていた。
そう、あの日あの場所で、「賑わい」とそれに伴う「道」ができていた。
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まちなかでも、国道でも、人が集まると「道」ができる。人が通るとそこが「道」になる。
賑わいによって作られた道を、また見たいなと思う。