10/19(土)同僚が好きだ
今日も宿の清掃バイト。
小豆島で働き始めてちょうど2週間。だいぶ慣れてきた。質問が「次なにすればいいですか?」から「次あれすればいいですか?」に変わってきた。
1度覚えたらやたらと回ってくるようになったトイレ掃除担当を今日は回避して、久しぶりに掃除機担当になった。嫌いだと思っていたけど、そうでもないかもしれない。苦じゃなかった。自分の好き嫌いが、よく分からない。
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予定通り14時に終わり、自室に戻る。朝作ったおにぎりと、この前スーパーで買ってきたキムチを食べる。
ちょうどおやつの時間になったので、昨日買ったコーヒーを淹れることにした。初めてのドリップ。私が手に入れたドリッパーはオートドリッパーと言われるものらしく、お湯をゆっくり注いだりしなくていいものだと説明を受けた。
自分で淹れるコーヒーは少し特別感があったし、ゆっくりこのコーヒーと向き合いたくなった。
店で試飲したときより、なんか酸味が強い気がする。淹れ方の問題か、粉の量か、お湯の温度か、、、。原因は分からないけど、100gの豆で7~8杯淹れられるそうなので、少しずつ実験していきたい。
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昨日丸一日おでかけしていたので、昨夜はしっかり8時間寝た。にもかかわらず、とても眠たかった。気づいたら2時間ほど寝ていた。
起きて、昨日の日記noteの執筆を進める。3000字越えの超大作になってしまった。読み手を意識しない文章は好きではないけれど、読み手なんて無視して残したいことがたくさんあった。"届けたい"よりも、"残したい"文章だった。
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リゾートバイトメンバーで夕飯を食べ終わって自室に戻ったタイミングで、東京の同僚から連絡が来ていた。要件は特に書いておらず、「よっ」みたいな連絡。相手が何を伝えたかったのか確認もとらず、ワンコがしっぽをブンブンふるみたいなテンションで「電話しよ!」と返信してしまった。
お互い急いでお風呂に入り、22時すぎから通話。こちらのWi-Fiの調子が悪く、何度もメッセンジャーがピポピポ言いながら、「あぁ、でも電波なくなったら話せないんだねぇ」「電波に感謝だねぇ」なんて話しながら、お互いの近況を伝え合う。
とても楽しかった。連絡が来て嬉しかった。「なみちゃんと話すと安心するわ」と言ってもらえたのも嬉しかった。大好きな同僚から、そんなことを言ってもらえるのは本当に嬉しい。早く会いたい。
1時間ほど話して、またねと電話を切った。
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別の同僚とも話したくなり、連絡する。始めはテキストでやりとりをしていたのだけど、意外と真面目なメッセージが返ってきたので電話に切り替える。深夜だからか前置きもせずかけてしまったけど、出てくれた。
声が聞けてとても嬉しかった。10月をどう過ごしていたか、最近どんな映画を見に行ったのか。聞いていて心地よかった。
遅い時間だったので30分ほどで終了。そのまま就寝した。
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小豆島生活はとても楽しい。
それは帰る場所や、「おかえり」と言ってくれる人がいると、確信しているからかもしれない。
その安心感、気にかけてくれている人の存在を感じられるから、一時的に東京を離れても大丈夫だと思えるし、「戻れないかも」という不安がないから小豆島を思う存分楽しめるのかもしれない。
この辺の感覚は、もう少し解像度を上げたい気持ち。島にいる間に分かるかもしれないし、東京に戻ったあと分かるかもしれないし、また別の拠点に住まいを移してから分かるかもしれないし、分からないかもしれない。
ただただ楽しいのは、なんでだろうか。