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「素」って何だろうね

「素(す)」。

昨日今日、偶然「素」という言葉をよく耳にした。

昨日は大学院卒業が確定した後輩と卒業祝いにタイ料理ランチをしたのだけど、「なみさんといると素の自分でいられるのが不思議です。私けっこう構えちゃうというか、緊張しちゃうんですけど。」と言われた。

わ〜そっか〜それは良いことだね〜なんて返しながら、共通の趣味であるガチャガチャを回しに行った。

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今日は職場(若者支援をするNPO)で2回、「素」を聞いた。

1回目は、利用している若者からの「なみさんって素っぽいから話しやすい」という言葉。

2回目は、勤務が終わって先輩とダラダラお話しタイムを過ごしているとき。「(八方美人な自分が嫌で)大学1年生のときに、高校の先生に『素ってありますか?』って聞いたことあるんですよねー」と、私が言った。(余談だけど、大学1年で平野啓一郎さんの「分人」の考えを知れてめちゃくちゃ良かったと思っている。)

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「素」は私が私を語るときに、もしかするとキーワードになるかもしれないと思った。

「素」「素っぽい」

この要素が、今いるNPOに、若者に、私が提供できる価値であり、個性なのかもしれない。

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