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One picture can change the world.

今日は、大学生との交流のため、
朝から大学に向かった。

その時に撮った一枚の写真。

物乞いの人や、ゴミ山、
旅をして何度も何度も見た光景。

だけど、今日のこの光景には、
ため息というか、感じたことのない気持ちを、
感じた。

「私には、何ができるんだろうか。
できることがあるんだろうか。」

そんな気持ちにすごくなった。

ゴミ山の中には、痩せ細った犬や、
痩せ細ったニワトリがゴミを食べていて、
その横で、子どもたちもゴミを漁って食べていた。

その近くにただ呆然と、
道路を眺めて座る大人。

道路に背を向けて座る2人。

服も顔も真っ黒だった。


日本にいたら、見ることができない光景。

そんな光景を目にしながら向かった大学。

日本のアニメや漫画を通して、
日本文化に興味を持ち、
日本語を勉強していると学生たちは言っていた。

将来は、日本に留学をしたい。
日本は本当に綺麗で、すごい。

そんなことをみんな言っていた。

彼らたちは、現地語、フラ語、英語、日本語の
4カ国が話せるということにも驚いた。

ただ、その学生たちの中には、
卒業した子もいた。

仕事をしてなくて、大学に遊びに来ている。
ということだった。

ただ話を聞くと、
仕事をしていないわけではなくて、
仕事がないのが、現実のようだ。

日本だったら4カ国が話せたら、
企業の幅は広がるだろうし、
外資系で働くなんてこともあるだろう。


大学で学べるってことが、
そもそもすごいことなのに、
大学という学歴を持っていながらも、
国内で仕事をすることは難しい。

国内旅行もしたことがない人がほとんどで、
外に出るという機会があまりないのかな。
と感じた。

大学ライフをそれなりに楽しそうに
送っている人や、
家があって食べ物があって、
おやつも食べれて、シャワーも浴びれる。

そんな人たちがいる一方で、
異臭がする中で、真っ黒になりながら、
ゴミを漁る子どもたちがいる。

街を見ていると、
路上に座っている人たちがものすごく多い。
特に男の人たち。

「働いたらいいのに」
そんなことを思っていたけど、
働く場所がすごく限られているんだなという、
現実を知れた気がする。

これからを担う若者たち。
目をキラキラさせて、「日本に行きたい。」
そんなことを言っていた。

彼らの良さを世界で活かせる日が来てほしい。

いろいろな現実を1日の中で目の当たりにした。

こんなゴミ山の景色が、
あちらこちらで目の当たりにする。

これがこの国の今のリアルなのだ。

私には何ができるんだろう。

このリアルを沢山の人に知ってもらいたい。
それが、今の私にできることだ。

この一枚の写真で、何かが変わってほしい。

悲しいという気持ちが正しいのかな分からない。
けど、そんな気持ちになった1日だった。


フランスのようなステキな家もあれば、バラックの飛んでしまいそうな家もある。でも、屋根があって雨も凌げる場所があるだけ幸せなのかもな。
スコールみたいなのが最近よくある。一瞬で川ができる。
今日はいくらくらい売れたんだろうか。

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