出国までのタイムリミットと、私の思うこと。
地元に帰ってきて3日目。
あっという間に、3日が経ったけど、
それはつまり、出国までの
タイムリミットも同時に始まっている
と言うことになる。
あと、ちょうど60日後には、
日本を離れる。
10月16日、色々な思いを胸に地元を出て、
ちょうど60日の研修をあっという間に
終えた今、きっとこれからの60日も
手続きをしたり、準備をしたりしてると、
あっという間に過ぎてしまうんだろうなって
すごく感じる。
同期の中で1番早い人は、
あと、36日で日本を出る。
みんな、それぞれの国でそれぞれの
2年間を過ごす。
この2ヶ月は、同じ志を持つ仲間たちと
寝食共に過ごしてきたけど、
これからは、みんなバラバラに
頑張っていくわけで、
それぞれの頑張りはSNSでしか知れない。
きっと、画面越しだけど、
世界で活動するそれぞれの頑張りが、
それぞれの刺激となり、
また2年後色々なネタを持って、
みんなが集まるんだろうなって思うと、
最高の経験だなって改めて実感する。
挑戦して良かった。心から。
地方の田舎に暮らしてる私は、周りには、
協力隊になりたいなんて人はほとんどいなくて、
海外旅行よりも国内旅行がいいとか、
海外の何が楽しいの?、とか、
海外が大好きで、
海外で生きていきたい。そう思ってる私は、
周りに受け入れられてない気がして、
いつしか、自分の夢を語ることすら
しなくなっていた。
この2ヶ月は、
最近まで世界一周していたとか、
海外の大学院休学して参加してるとか、
海外で仕事してたけど辞めてきたとか、
新卒で海外で日本語教育してきたとか、
将来は国際緊急援助隊で働きたいという人がいたり、世界の命を救いたいとか、
本当にびっくりするほど、
海外が身近で、
すごい人ばっかりだなって、
私ももっと頑張らないとって思うほど
刺激をもらうことばかりだった。
狭いと感じていた世の中は、
一歩外に出るとこんなにも広いんだ。
こんなにも、たくさんの感情や考えが、
世の中にはゴロゴロ転がってるんだって、
小さくて狭い自分の視野と心が
とっても恥ずかしくなった。
地元にいると、
どうしても、安定した仕事をして、
結婚して家を建てて子供を産んで歳をとる。
それが当たり前の幸せとして捉えられがちで、
そんな世間がとんでもなく窮屈に感じていた。
だから、地元がすごく嫌いだったのだ。
一歩外に出ると、
世界はとてつもなくて広くて、
色々な見方があって、
たくさんの生き方がある。
自分たちの当たり前が、決して当たり前ではない。
それを身に沁みて感じた2ヶ月だった。
きっと、やりたいこともやれずに、
自分の心に嘘をついて、
今のこの生活が当たり前に幸せだと思いながら、
働いてる人たちが、この田舎には
たくさんいるんじゃないかなって思う。
私の力は少ないかもしれない。
だけど、せっかくもらったチャンスだから、
私のこの経験が、
誰かの何かのきかっかけや、刺激になれたり、
もっとみんながやりたいことを
ちゃんと口に出せる世の中になれるような
一歩に繋げられたらと思う。
29歳。アラサー。
世の中は結婚して当たり前の歳。
周りも当たり前のように、
結婚が幸せだと言ってくる。
そんな、私は、
アフリカに2年間行くという、
29年間の人生で1番の決断と覚悟をした。
この決断が、決して無駄にならないように、
私の経験を世の中にたくさん伝えていきたい。
と同時に、また1つ人生のネタが増えるはずた。
こんな面白い人間がいるのか!!って
思ってもらえるような人生にしたい。
色々なことが待ってるであろう2年間だけど、
自分の人生に誇りと自信を持って帰ってきたい。
たった一度の人生。
ただ座っていても、たくさん動いても、
24時間という時間は平等に進む。
ただ、違うのは、
その時間の濃さ。
この世が終わるその時、
くっそ楽しい人生だった!!まじ最高!
って思いながら、次の人生に行くのが
私の最終的な人生の目標である。
こんな素敵で最高な環境は
私1人では決して掴み取ることができなかった。
背中を押してくれる人、
私の夢を聞いてくれる人、
応援してくれる人、
たくさんの人がいたからこそ、
今の私がある。
改めて、みんなに感謝しながら、
また新しい道へ歩いていくよ、私は!!
次の未来に向けて!!!!!!
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