
人生は一回きり。
結婚しなくとも生きていけるこの世の中。
日本で、当たり前のように
がむしゃらに働いて、
誰に評価されるわけでもないのに、
土日も職場にいって、
決まった日に必ずお給料が入って、
お酒とか、服とか化粧品にお金を使い、
そんな生活を当たり前のように送ってきた。
今は、そんな生活とは、かけ離れている。
その日暮らすお金を求める人々。
ゴミを漁って食べものを探す人。
路上には息絶えている人がいて、
その横を当たり前のように通っていく人々。
生と死が身近にあり、
必死に生きようとする人々を目の前にし、
''人生一回しかない''というのを、
すごく考えるようになった。
自分のために時間を費やそうが、
好きな人のために時間を費やそうが、
趣味のために時間を費やそうが、
みんな時間は平等で進んでいく。
結婚しなくとも生きていける世界。
誰かと一緒にいることは、
楽しいことも共有できるけど、
そればかりではない。
要らぬ心配や、要らぬ感情を
持たなきゃいけないときだってある。
そんな時は、
一回しかない人生なのに、
こんなことで悩んでるなんて…って
思ったり。
アフリカという日本から遠く離れた国で、
村に1人住んでいるからか、
「家族」というものに対しての考えが、
前と少し変わった気がする。
いずれにしても時間は一日一日と確実に減っていく。
一緒にいる人によって、
その時に見える景色は全く変わる。
ただ楽しいだけじゃなくて、
色々な世界を教えてくれる人。
価値観はそれぞれだから
お互いが嫌な気持ちになることもある。
自分が嫌な時間を過ごしている間、
相手だって同じように、
時間を過ごしていくわけで、
でも、人生は誰にとっても一回。
だったらより楽しい時間を過ごせた方が良い気がする。
なぜか羞恥心がいつになっても消えなくて、
言いたいことも伝えられない。
でも、たった一度の人生。
自分の想いも伝えず、自分の中に留めておくなんて、自分に対して罪だな。
って最近、友達が言っていた。
確かに!、私も共感した。
本当に伝えたいって思った時、
相手はもういない。
大切なものは身近にあって、
それは失ってから気づくってことは、
よくある。
誰かに何を言われようと、
私の人生も、あなたの人生も、一回きり。
限りある時間の中で、
自分勝手と人は言うかもしれない。
でもきっと、人はみんな自分勝手な生き物。
自分の気持ちに正直であるって、
簡単で1番難しい。
素直になりたい。
だって、私の人生は、私だけのもので、
たった一回しかないのだから。
道に咲いてる花を綺麗と思えて、
友達の幸せを素直に喜べて、
好きな人を想って、
変わらない日常の中に、
昨日とは違う感情がある。
今日もとても幸せな日である。