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五百円玉貯金と手動式ドルコスト平均法
街中のカメラ屋さんが、どんどん閉店しているように見受けられます。
カメラ屋さんは、当然、カメラを売っているわけですが、カメラ機能に関しては、今やスマホの方が高性能でもあることから、カメラ需要は低下していることが推測されます。
また、以前は、稼ぎ頭だったはずのフィルムの現像も、今や、フィルムカメラが絶滅寸前の状態であることから、そんなに稼げるものではないと考えられます。
まぁ、一部に、以前は使い捨てカメラと言われた「写ルンです」を使って、趣味的に写真を撮るマニアがいて、フィルム現像に一定の需要があるのは知っていますが、そうは言ってもね、という感じです。
ヨドバシカメラやビックカメラという家電量販店は、店名に「カメラ」と入っていますが、今やどう考えてもカメラがメイン商品ではないのは明白ですね。
で、カメラ屋さんのメインの稼ぎ元であったはずのフィルム現像ですが、今の人は知っていますかね、カメラのフィルムケースの大きさや手触りの感触を。
小さな物入れに使えるくらいの大きさで、私は、それを「五百円玉貯金」の入れ物として活用していたものです。
ちょうど、五百円玉が24枚、つまり、12,000円分入るのですね。
私は、五百円玉が財布にあると、そのケースに入れ、12,000円貯まると、銀行のATMから積立定期預金に入金していたものです。
いわば、「チリツモ貯金」ですね。
五百円玉は、意図的に作るようにしていました。つまり、例えば、700円の買い物をしたら、千円札1枚と200円出して、500円玉でお釣りをもらうようにしていました。細かい支払のときでも、上手にやりますよ。
現金会計が主体の時代は、一日に何枚も、500円玉が財布に残ることもありました。
1枚:シングル、2枚:ダブル、3枚:トリプル、4枚以上:ミラクル!!…とか言って、お遊び半分でフィルムケースに入れていたものです。
ところが、昨今、キャッシュレス時代が到来して、現金ニコニコ会計がはやらなくなりました。
私は、できるものは、VISAブランドのデビットカードを使うことが多くなりました。何と言っても、私のブランドデビットカードは、クレジットカードと同じ使用感覚で、口座から即時引き落としですから、使い過ぎの心配がなく、かつ、ポイントも貯まるんです(ポイント還元率2.0%です。)。
で、現金による買い物は、かなり駆逐されてしまいました。とは言っても、全くのゼロではないんですね。
一部の医療機関、町中華、商店街のお店などでは、未だに現金会計のところがあるんですね。
やはり、導入時点のコストとともに、カード決済にともなうカード会社に支払う手数料(率)の問題が大きく、導入をためらわせているようです。
これは時間の問題かもしれませんが、現金会計は残っていますから、私は、今でも五百円玉をポチポチ貯めています。現在は、百円ショップで購入した五百円玉専用の小銭ケースに入れて貯めるように変わっています。
そして、五百円玉が20枚、つまり、10,000円分貯まると、銀行のATMから入金し、投資信託をポチッと買います。
※私の取引銀行は、現金入金にともなう手数料を取っていません。手数料を取る銀行だとこの手法は止めた方がいいですね。
1~2か月に1回、ポチポチ、投資信託を購入することになりますから、「手動式ドル・コスト平均法」になりますでしょうか。本当にちびっちゃい投資ですが、「小さなことからコツコツと」をバカにしなさんなよ(^^)/。