人生にできることから「楽しみ」を!
欧州では、戦争が始まり、それを起因にして世界中で物価高も始まっていますが、日本は、物価高も比較的低く抑えられていますし、また、何よりも、清潔で安全な国です。
こんな世界中から見たら、パラダイスみたいな国に暮らしているのに、日本人は、全般的にその幸福度が極めて低いのですね。
また、若い人から中高年・年配の方に至るまで、自尊心が低いことも有名です。
これらは、各種、国際統計でも明らかになっていますが、冒頭に掲げた世界情勢の中の日本という視点から見ると、極めて不思議なことです。
日本人は、もっと人生を楽しんでいいのではないかなと思います。
と言っても、別に私は、社会改革家になるつもりは全くなく、まずは自分で自分の楽しみを見いだしていければ、とりあえず、全くOKだと思っています。
大体において、人の幸せというのは、その周囲5メートル以内で発生した事柄から感じ取るものである、というのは、読書などで学んでいますから、自分から幸せの波紋を周囲に伝えていければいいと感じています。
まず、よほどのことがない限り、「機嫌良くしていること」を保持していくことが大切です(不機嫌は公害である!)。
念頭に置くのが、同年代の俳優、別所哲也(イケメン度が桁違いですが…。比べることもおこがまし。)の言うところの「ご機嫌は自分で作るもの」というセリフです。
機嫌は人に取らせるものではなく、自分自身で作り上げていくものである、という明確なメッセージです。
笑顔でいながら、鼻歌を歌いながら、冗談を言いながら、不機嫌でいることは、肉体的に不可能である、という趣旨のことは、アメリカの哲学者、ウィリアム・ジェームズも言っています。
そして、自分の生活の中に、できる範囲でいいので、小さな楽しみを見いだしていきましょうよ。
根を詰めたり、切羽詰まった人というのは、ほとんど、人生に余裕がないのですね。
余裕とは、人生、もっと簡単に言うと、生活の中の「遊び」的要素のことであり、そういったことがあると、ちょっとずつ、生活が、人生が、楽しくなってくると思います。
今日も、台風通過の中ですが、大雨の中、大学時代の友人と、ランチに行きます。
※クーポンを使って、5,470円/名が2,970円/名になり、大変お得です。大雨の中、来てくれた客には、店も一品余計に付けてくれたりして(笑)。
私は、自分から誘って、こういう食事会を月に何回か行っています。
私は、同じ店ばかり行くのではなく、クーポンを頼りに、いろいろな店も開拓していきますので、当たり外れもありますが、それもまぁご愛敬です。
来週も、再来週も、自ら幹事になって、予定を入れています(そういうときは、幹事が多めに支払います。念のため。)。
そこで、話す内容は、仕事のこともないわけではありませんが、概ね、どうでもいいような、ささやかな話ばかりです。
このところの感染症蔓延は、このような雑談機会とマスクのせいで顔半分の認識機会を失ったのです(今は顔を上半分だけで認識しています。恐るべきことです。)。
あまり切羽詰まっていない雑談を、美味しい料理を食べながら行う、以前は「飲みニケーション」と言ってそれが普通でした。
私は、お酒はほとんど口にしませんが、美味しい料理は大好きです。こんなささやかな楽しみですが、日頃から、面倒臭がらずに、自分起点で、発信していきましょうよ。