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植物学者、牧野富太郎モデル「らんまん」
NHKの2023年前期の朝の連続ドラマ「らんまん」は、植物学者、牧野富太郎がモデルとなり、主演が神木隆之介、ヒロインである妻の役が浜辺美波とのことです。
※朝ドラは、今やっている「ちむどんどん」など、やたら「ん」が付くタイトルが多いのですね。これは、姓名判断上、「ん」が付く名前は、「運勢(ん、せい)がいい」と言われることがあるのではないかとひそかに感じています(これは占い上は本当の話です。)。「サントリー」や「ブリヂストン」や、はたまた「アンパンマン」など、「ん」が付く名前のものには、実際の勢いを感じます。
職場で、「らんまん」が話題となり、「牧野富太郎って、日本の植物にたくさん、名前を付けた人らしいよ。」という人がいて、「えっ、牧野富太郎を知らない人がいるの?」と、逆にびっくりしました。
※その人が、有名私大卒なので、余計にびっくりしたということもあります。
日本の偉人伝にも出てくる人で、学歴はあまりないものの、日本の植物学に多大な貢献をした人です。
※時代の影響でしょうが、学歴があまりなかったために、その大きな業績とは裏腹に、役職にはあまり縁がなかったようです。
私は、中学時代、「野外植物クラブ」という授業内で行われる班活動みたいなサークルに加入しており、当時、『牧野植物図鑑 学生版』を購入し、所持していました。
植物の図版は、詳細な白黒のペン画で、おそらく牧野先生が記したものと思われます。
それぞれの植物画には、その植物の学名が記されており、その相当数のものに、“Makino”とあり、牧野先生が名付けたということがわかりました。
※ですので、先の職場で聞いた発言は当たっています。
私たちは、その活動の中で、理科担当だった顧問の先生に連れられて、中学校の周りの空き地などをそぞろ歩きし、そこに生えている植物にかかる解説を受けたものでした。
※よく「名もなき草」と言いますが、全ての植物には、名前が付いています。
その顧問の先生は、植物分類学が専門と言っていましたが、後に、難病のパーキンソン病にかかり、休職になり、残念でした。
野外植物クラブに入っているメンバーは、カメラを片手に、よく植物写真を撮っていました。
当時は、今と違って、フィルムによる撮影ですから、フィルム代と現像代がかかり、結構なコストだったと思いますが、当時は喜々として、現像を頼みに行ったものでした。
※これは、現在の方が格段にコスト安になったものです。今、このnoteで、植物写真を挙げているのは、その名残りかもしれません。ただし、挙げている写真の植物の名前はほとんど知りません(汗)。
あるとき、中学の同じ野外植物クラブに所属する同級生と、秩父まで、カメラ片手に、植物写真を撮りに行ったことがあります。
見たこともない植物を見つけると、「亜種か、変種か、はたまた新種か!?」とつぶやき、実際には、そんなことは決してないのですが、結構、面白がったものです。
秩父で、ウラシマソウ(浦島太郎が釣りをしているイメージで、釣り糸みたいなものが花弁から伸びている植物)とおぼしき植物を見つけました。
近くのおじさんに、「この植物、とってもいいですか?」と聞くと、「これは、コンニャクだ。農作物だから、取っちゃダメだ。」と言われ、私の言ったのは、「撮ってもいいですか?」だったのになぁ、カメラ片手なんだから、気付いて欲しいなぁと感じたものでした。
文化祭などには、撮った写真を拡大して、掲示したのですが、今思うと、カメラの性能が悪く、ピンボケ気味だったと思います。
朝ドラの「らんまん」は、植物解説も出てくると思いますが、今から楽しみですね。