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何回も振られて、次第にうまくなります

 感染症禍を経てなんでしょうか、今、結婚相談所に申し込む人が増えているそうです。

 日本人には、恋愛ベタの人が多く、かつては、それらの人々はお見合いおばさんの手で、結婚に送り込まれていたわけですが、そういうツテがなくなった現在、結婚相談所に申し込むようになったんでしょう。

 お見合いおばさんがいなくなったのは、個人情報ダダ漏れの身上書の個人間でのやりとりが忌避されるようになったことが一番の理由だと感じています。

 だって、かつての身上書には、氏名・生年月日・住所・身長・学歴・就職先・両親の職業などが、つらつらと書かれており、それがその人の写真とともに、複数の家庭において、ああだこうだ論評されながら、閲覧されていたのですから。

 それが個人間ではなくなり、いったん、お見合い市場はなくなったかと思われました。
 ※私は、かつて高度成長期の日本の成婚率の高さは、お見合いに支えられていたと思っています。お見合いがなくなったから、日本の晩婚化・非婚化が進んだんだと、本音ベースで思っています。

 私は、何を隠そう、お見合い結婚ですが、若い人には意外みたいですが、お見合い結婚の方が恋愛結婚より、離婚率が圧倒的に低いのだそうです(2~3倍も違うそうです。)。

 お見合い結婚は、条件の突き合わせが身上書による事前審査で済んでおり、その上で、結婚に前向きな方同士が、結婚活動(婚活)に臨むからなんだろうと思っています。

 私は、かなりな恋愛ベタでしたが、お見合い等による女性とお食事した回数は、うまく行かなかったお見合いの回数分だけ、普通の人より多いかもしれません。

 私は、食べることが好きなので、大体において、人と食事をすることが好きです。

 その分、人を誘って、食事に行くことも多かったんですね。

 女性との食事だって、相手に申し込めば、断られるケースはかなりありますが、世の恋愛ベタの人よ、そんなことにめげてはいけませんよ。

 食事くらい、断られたくらいで諦めていたら、人生生き残っていけません。

 芽がありそうな断られ方なら、もう一回、チャレンジし、それでもダメなら、時間をおかず、他の人に当たってみることですね。
 ※今になってみるとわかるのですが、「別れても好きな人」ではなく、「別れたら、次の人」が正解です。あの日本一の金持ちで、女性にモテモテの斎藤一人さんが言っています。ストーカーみたいな行為って、まともな愛の形じゃないですよ。

 私は、恋愛ベタですから、すごい参考にはならないかもしれませんが、お見合い市場って、非常にシビアで、男性ならば、仕事(年収)・学歴・身長で差別化されるのが実態ですし、女性ならば、容姿・年齢で差別化されるのが、これまた、残念ながら、実態です。
 ※これは、結婚相談所の関係者に聞けば、まさに本当だと言ってくれると思いますよ。

 ただ、どの人も完璧な条件の人などなく、条件の折り合うところで、話を呑むのです。
 ※これが、恋愛にはあまりない条件闘争です。ただ、結婚後には、熱の冷めた頃に、この条件闘争が離婚の歯止めに活きて来ます。

 恋愛のことを話すには、あまりに恋愛ベタですが、お見合い市場においては、ああだこうだ言わずに、いろいろと相手と会って、話を聞いてみることです。

 「下手の鉄砲も数打ちゃ当たる」ではないですが、数(経験値)が上がると、相手に望むことで、何が大事で、何がそうでもないことか、判断ができるようになって来ます。

 振られることを恐れるあまり、相手を誘わないのは、何の生産性もないです。

 断られたら、次の人です。サッパリした感覚で、経験値を質に変えて行きましょうね。

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