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焼肉の和民「贅沢ランチ」メニュー選択

 外食に客が戻りつつあると言われていますが、その中にあって、居酒屋への戻りは弱いと言われています。

 コロナ禍で、3年間、人の流れが封じ込められて、その間に、夜、みんなで居酒屋に行く風習を忘れてしまったんでしょうね。

 そういえば、確かに、職場のみんなでランチに行くことはあっても、居酒屋などに飲みに行くことは、何だか久しくなくなっているような気がします。

 バブル期は、お酒の味もわからないのに、メチャメチャに飲んでいたような気がしますが、お酒を飲むと、清明な意識ではなくなる感覚と翌日以降の体調の不良がイヤで、もう積極的に飲むことはなくなりました。

 今や、お酒を勧めたら、「アルハラ」と言われる時代ですから、かつて、女性から、「私のお酒が飲めないの!?」などと言われたら、「はい、喜んで!!」などと、飲んでいた時代はずいぶん遠いものとなりました。

 今日は、大学時代の友人と、ランチに、「焼肉の和民」に行ってまいりました。

 「和民」とは、有名な居酒屋チェーンですが、居酒屋の業態が先ほど申し上げたように、必ずしも振るわない中、コロナ禍の影響を受けにくいとされた(吸気口から換気されるから、感染源になりにくいため。)焼肉業態への転換の一環として、始められた店です。

 まだ、店舗数の展開は多くないのですが、行けるところを見つけたので、「どんなもんでっしゃろ」と思い、友人を誘い、行ってみました。

 その大学時代の友人は、穏やかな性格の人で、数か月に一回ペースで、ランチなどの食事会に行っているのですが、今回も、和やかな会になりました。

 「焼肉の和民」の「和民」とは、創業者の渡邉美樹わたなべみき氏の名前を縮めたところから付けられています。

 かつて、氏の著作を読んだことがありますが、最初から創業を目指しており、その資金を作るために、運送業界にいったん入るなど、相当なチャレンジャーのようです。

 「焼肉の和民」は、休日・平日ともに、ランチをやっており、割安な食べ放題もあるのですが、その友人は、大食いでも、食い意地が張っているわけでもないので、ランチの中では、一番、ちゃんとしているっぽい、「贅沢ランチコース」(1,848円(税込)/名)+ドリンクバー(198円(税込)/名)を頼みました。

 メニューの注文は、テーブルのタブレットから、そして、コースのテーブルへの配膳は、かなりびっくりしましたが、テーブル脇の「トッキュウレーン」と呼ばれる回転寿司みたいな方式で、レールで運ばれて来ました。

 追加注文の皿やら、皿の回収などは、ネコの顔が描かれた配膳ロボットがやって来て、人の出番はほとんどありません。

 肉自体は、値段相応で、ものすごくいいものではありませんが、ご飯・スープ・キムチ・サラダも付いており、まぁまぁ満足できるレベルでした。

 ただ、量が少なかったので、カルビとハラミを各1皿、追加注文しました。面白いのは、ランチメニューでの肉質と、追加注文の肉質とでは、相当な差異があったことです。

 ワタミカルビ(429円(税込))とハラミたれ(495円(税込))といった値段ですから、ランチメニューの肉質と違って当たり前ですね。

 そして、会計は、2人で5,016円(税込)でした。会計は、ジェフグルメカードでできましたので、私は、そのカードを金券ショップで少し安く購入しているため、友人には、丸めたところで、割り勘より少し安い2,500円のご負担をお願いしました。

 帰り、その近場では有名な元プロボクシングの世界チャンピオンだった輪島功一氏が経営する「だんごの輪島」で、友人に「だんご5本家族」(460円(税込))を買って、渡しました。昔の人の言葉どおり「気は心」ですよ♡。

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