言うほどじゃないけど、勉強しようよ!!
「他の金融機関の職員は、休日等を使って、資格取得などの勉強をしています。私たちも少しでも勉強した方がいいと思います。」
などと、職場の会議で発言したところ、かなり引かれたのですが、別に私にとっては、ウソでも、ごまかしでもないのです。
「他の金融機関の職員は~」というのは、さまざまな読書をするにつれ、そうであることがわかってきていますし、今、私たちのいるところが、あまりに「勉強しない」風土のため、「知識不全」に陥り、どうしていいのかわからなくなっているのではないかと感じているのも本当の話です。
確かに、「勉強すれば、何もかも解決する」というのは、いくら何でもあり得ませんが、なにがしかの知識を拾い集めるだけでも、解決の糸口がつかめるというものです。
うちの上の方の方が、勉強熱心な方で、自分が研修部門に在籍したときに、自分の所管する全ての研修を受講したと言っています。
私も、このところで、研修部門に戻って来ており、将来の展開のために、研修受講などを、改めて真面目にやり始めているのです。
すると、その方が業務上の注意点として、具体的に指摘することが、様々な研修の中に、まさに文言として出現して来ていることに気付き、「言っていることは、こういうことだったのかぁ~!!」と、今さらながらに感じているところです。
同時に、周囲の面々に、研修受講を推奨していることからも、「言っていることと、やっていることが一致している」という望ましい姿になっているのに気付かされます。
よく「言行一致」と言いますが、そのとおりなんだなと思いました。
※素直な感想であり、お世辞ではありません。
私は、根が素直な人間で、自分が周りに言うことは、自分がその方向に向かって取り組んでいることでないと、自分で自分を裏切るみたいで、なかなか口に出せないんです。
私は、社会保険労務士で、CFPですから、一定の研鑽を積んできたのは事実です。
しかしながら、いわゆる大手の金融機関においては、それくらいの人はゴロゴロいるのを知っています。
私たちのいるところは、そのような世間標準も知らないでいる、ある意味、のどかなところなんです(だから、ヤバいのです。)。
私は、実は、受験テクニックという点では、かなり見劣りするんです。
聞くところによると、今の受験生は、数学の解法一つ取っても、解答をいきなり見て、暗記してしまうのだそうですね。
私は、いわゆる「暗記」が全然得意ではなく、「趣旨・背景などを踏まえて、理解がともなわないと、とにかく覚えられない」という面倒臭い人間なのです。
私は、受験生時代は、数学の解法がわからないと何時間でも考え、途中で「腕立て伏せ」をして、頭の切り替えをするなんてことをやっていました。不器用なんです。
ですので、大学受験は一浪しましたし、社会保険労務士は4回目、CFPはあしかけ3年、合格までにかかりました。
でも、こういったうまく行かなかった経験というのは、「趣旨・背景を理解する」ことに重点を置いた迂回の結果ですから、ただただ「丸暗記」系だった合格者に比べて、圧倒的に「何でか?」の理解が進んでいます。その点はいくらか誇っていいと思っています。
私は、時代遅れの「お節介」系の人間で、人の手助けをするのがあんまりイヤじゃありません。
そのため、冒頭のような発言につながってしまうのです。「何なら、自主勉強会の講師も買って出るよ。」くらいの勢いです。自分でも、バカだなぁと思いますが、心意気だけでも買って下さいね(^^)/。
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