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急務対応にいろいろと助けてもらった話
私は、自信がないのとは異なりますが、威張った記憶がほとんどないんです。
※威張るほど、偉くなっていないと言われればそのとおりなんですが…。
特に、学歴のことで威張ったことは、一生において、一度もありません。
人に、「東大卒の木下さんなんですよね。」などと言われると、「一応、そうですね。」と、応えるしかないのです。
これって、東京大学卒、あるあるだと思いますが、東大卒の人で、学歴(だけ)を自慢にしている人がいるとしたら、私が思うに、残念ながら、かなり未熟だと思いますよ。
そういう私ですが、学歴のことももちろんですが、何かにつけ、威張った記憶がほとんどありません(周囲に聞けばわかります。)。
自信がないのとは異なりますが、威張っている人を見ると、「すごい自信家だなぁ~。」と、思うとともに、一方で、「腰を低くした方が、人生いろいろと得じゃないのかなぁ~。」と、感じてしまうのですね。
自信はあった方がいい。それはもちろんですが、だからと言って、ことさらに、威張る必要はないんです。少なくとも、私はそう思っています。
私は、これまた、中高年あるあるなんですが、パソコン・スキルが決して高くないのです(というか、低いです。)。
エクセルとか、パワーポイントとか、なんとかのデータ抽出とか、正直、今から、100年かかっても、できない技術があるんじゃないかと思うくらいです。
※それでも、一応、格闘はしていますよ。ファイティング・ポーズは、審判に見せていますので、ダウンは取られていません。
こういうわからないことは、周囲の若い人に、素直に聞いて、教えてもらっています。
金曜日、このところ、激しく続く急務に次ぐ急務作業の中、私のことを見かねた同じグループの人が、率先的に助けてくれました。
また、作業に遅れが生じている中、取引先から、クレームに近い督促の電話があったとの伝言があり、私から、電話をかけ直してみると、「あの木下さんですか。もう帰るところだから、月曜日でいいですよ。」と、極めてご機嫌で、寛容な態度でした。
その金曜日も午後5時以降の打ち合わせにより、至急、データ取得を要する案件があり、「もう、午後7時だし、誰も受けてくれないよなぁ。」と、半ば諦め気味で、その対応する部署に行ってみると、以前、違うデータの取得に対応してくれた人が残っていました。
「大変、申し訳ないのですが、○月○日の会議に出すために、今日中にデータの取得が欲しいのです。」と、頼んでみると、快く引き受けてくれ、何と、午後8時過ぎには、データを抜いて来てくれました。
感謝しきりで、お礼を言ったのですが、データは、生データのため、そのうえで、加工が要ります。
すると、部長自らが、作業を買って出てくれたのですね。
※日頃、そのようなことをしていただくことはありませんが、システム出身のため、作業が早かったのです(T_T)。
ひたすら、恐縮しきりでしたが、とりあえず、データは整い、依頼先に、締め切りである当日中に、発信することができました。
このようなピンチの際の手助けは、大変有り難いものでしたが、もしかすると、日頃の自分の腰の低さなどが影響しているのかも、と、ふと感じたりもしました。
つまり、「周囲に投げかけたものが、自分に返って来る。」という人生の法則です。いわゆる「日頃の行いが良かった」点があったかもという感覚です(自分で言うかよ~。)。
その後、私は、午後11時まで残って、部署で一人作業をしていましたよ。まぁ、疲れましたが、悪い疲れ方ではなかったですよ(^^)。