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定義しにくい肩書きと振れ幅を楽しむこと
吉高由里子さん主演でWebディレクターが主人公のTVドラマ『わたし、定時で帰ります。』が始まるのが感慨深い。
私も以前はWebディレクターだった。
Webディレクターという職種で必要なスキルについての情報が少なく、 低コストで学べる場が少ないので、社団法人日本ディレクション協会の運営メンバーになり、今も仲間と学びを提供する場を作っている。
Webディレクターが憧れの仕事になっているかは分からないけど、テレビドラマになるなんて数年前は想像もしていなかった!
今は肩書きを定義しにくい
いつのまにか、ここ数年で関わる仕事が変化して、新規事業の共創パートナー、ワークショップ設計、最新テクノロジー(IoT,VR,ジェスチャー操作とか)を活用したプロトタイプ開発の管理、R&D、オフィスとWeWork(コワーキング)で働くという、何屋さんなのか明確ではなくなってきたけど、普遍的なスキルの「ディレクション」に関わってきたおかげで、色々対応できた。あと、クリエイティブ×テクノロジーにおいて新しい価値を出すことへの意欲はブレていない。
一応、今の名刺での肩書きはビジネス・デザイナーなんだけど、きょとんとされるので、最近はプロデューサーや新規事業担当と名乗らせてもらっている。
何をやってるかというと、新規事業において(企業の共創パートナーとして)アイディア×クリエイティブ×テクノロジーの三位一体でのコンセプト策定を行い、具体化を行い、PoC(概念実証)を回すため実証実験して、事業実現性の仮説を作る。
仕事と私生活(コミュニティ運営)分けずにやっていることをあげると、
・担当する事業の業界リサーチ
・最新クリエイティブ、テックリサーチ
・ビジネスモデルの仮説
・カスタマーストーリー設計
・ラピッドプロトタイピングをするためのチームでのマインドセットの形成
・ワークショップの設計(サービスデザイン型とプロトタイプ型)
・ファシリテーター
・商品、サービスのUX設計
・プロジェクト管理
・NPOのコミュニティ運営
・イベント企画→運営
・PR
・たまに登壇
・たまにライターのようなこと
という感じ。
振れ幅の広さを楽しむ
個人的に肩書きはどうでもいいけど、何をやっているかカテゴリ分けできず、その価値観がわからない人に理解されないときがある。
でも、私の周りには定義できない働き方を楽しんでいる人が多くいるし、私も自分の器をもっと押し広げていきたい。
クリエイティブ×テクノロジーをつなぐビジネス側という軸と専門性ははっきりしているので、軸を中心とした振れ幅を楽しんでいる。
仕事ではX-Tech、XaaSの文脈でさまざな業種とコラボすることが多く、 共創する企業とのテーマ設定も「働き方改革」もあれば、「MaaS」「ヘルスケア」「飲食体験」「地方創生」「教育」と多様性がある。
X-Tech、XaaSで企業の異業種参入はもはや珍しいものではなくなっているので、広い視点で本質の価値をブレークスルーされる「手段」を探すため、常に情報のとりやすい動き方をしている。雇用の流動化だけではなく、業態の流動化が起きている社会の振れ幅も面白いと思う。
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