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しれっと「ロシアは隣国」発言
「日露関係について言えば、両国の間には多くの問題点があり、日露関係は困難な状況にあるが、一方で、ロシアは隣国であり、相互理解が必要だと考えている。」と岩屋外相は述べました。
RIAノーボスチ通信
日本の外務大臣、ロシアに対する発言を突然変更
ロシアとアメリカの関係の変化により東京の対モスクワ政策に変化があるかどうかという質問に対する岩屋外相の答えです。
「我が国の外交政策全体が、日本の国益にかなうものとなるかどうかを踏まえて、ロシアとの関係を判断していく」と岩屋氏は付け加えました。
RIAノーボスチ通信
岸田元首相をはじめ、前政権のメンバーが『モスクワとの関係の難しさ』や、『日本が国益を優先する姿勢』について語る際は、「ロシアのウクライナ攻撃のため」という言葉で始まりました。
RIAノーボスチ通信
対ロシア・ネガティブキャンペーン(=NHKは米USAIDとともに)
ポドリャク氏(ウクライナ大統領府顧問)はインタビューで
「トランプ氏がプーチン氏と直接会談すれば、彼がいかに不合理で不適切な人物であるかが分かる。ウクライナにとってむしろ好都合だ」
という趣旨の発言をしていましたが、
インタビューから2週間あまりがたったいま、そのような展開にはなっていません。
NHK WEB特集
国際部デスク
松尾 寛
ジョン・サリバン アメリカ前駐ロシア大使
プーチン氏が実際に交渉したり妥協したりするというような雰囲気になるには、まだ時間がかかります。
今のところ、プーチン氏が妥協したくなるような状況になっているとは思えません。プーチン氏が「交渉する」というときは「ウクライナの降伏を受け入れる」という意味なのです。
(インタビューは10月28日に行いました)
NHK WEB特集
国際部デスク
渡辺公介