【ニコニコ ゲームアツマール】 RPGきさらぎ駅 2016
公開日時 2016/11/27
想定プレイ時間 420分
製作者 ミントブルー 様
いつもなら、5分もあれば次の駅に到着する。
なぜか電車がとまらない…
どうしたというのか。
長いトンネルに入ったまま、かれこれ20分は走り続けている。
そもそも、こんなところにトンネルなどあっただろうか…
ふと、気が付くと、見知らぬ薄暗い駅に電車は停まっていた。
ここはどこだろう…
私は、とりあえず電車から降りた。
駅名は…
『きさらぎ』?
そんな駅、見たことも聞いたことも無い。
ゲームの紹介
紹介の前に、こんなオカルト話を聞いたことはありますでしょうか。
「いつも通勤に使っている電車が、20分くらい駅に停まりません。いつもは5分か長くても7~8分で停車するのですが停まりません。乗客は私のほかに5人いますが皆寝ています」
電車は聞いたこともない無人駅「きさらぎ駅」に停車し、その駅で電車を降りた
「きさらぎ駅」という、2004年ごろのネット発祥オカルト系都市伝説なのですが、このゲームはその都市伝説をモチーフにしたRPGです。
主人公の友人が、大学へ行くために普段と同じ電車に乗った。
普段は5分くらいで駅に到着するのに、20分経っても駅に着かない。
あるはずのないトンネルを通り、着いた先は「きさらぎ駅」という聞いたことのない駅。
待てど暮らせど電車は動かず、来た線路を歩いて戻ろうとするとその先には…。
世にも奇妙な物語的に始まるオープニング、夢の中で助けを求める友人の姿を見た主人公は、彼女を助け出すため、まずは街の中央にある駅に向かいます。
ゲームの目的は、消息不明の友人を助け出し元の街に帰ってくること。
電車と線路、そして駅がモチーフになっており、一つのエリアをクリアすると、電車で新たなエリアに向かえるようになります。いくつかに分かれたエリアを電車で移動する形でゲームは進みます。
プレイした感想
え、こんな作品がタダで遊べるの?マジで、すげぇ。
ゲームアツマールで遊ぶようになってかなり初期に遊んだ作品なのですが、ボリュームの大きさとクオリティにびっくりした覚えがあります。
通常バトルは何も考えずボタン連打してればほぼ倒せるのですが、新しいエリアに突入した直後は慎重に立ち回らないとすぐやられてしまいます。
新しいエリアの街で装備品を買いそろえるか、レベルアップで新しい攻撃魔法を覚えるとボタン連打で倒せるようになるので、そういう風に調整がしてあるんだと思います。
全体的にステータスのインフレ具合が高いゲームで、
(特に終盤の主人公とその友人のインフレ率がものすごく)
新しい装備を手に入れたり、新しい呪文を覚えたりして、苦戦していた敵をサクッと倒せるようになった時の爽快感というか成長の実感というか、場合によっては武器の威力が上がっただけなのですが、そういった強くなっていく様を見ているのが楽しかったです。
自分のセーブデータのプレイ時間は「4時間」と記録されているんですが、これ確か1週目に最後の方で詰んでやり直した『2週目』だったような気も…。