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妻帯者がワーホリに行くなら妻の理解は必須

前回の記事でワーホリに行く目的や経緯をまとめてみたわけですが、この選択にはかなり周りの理解や支えがあって成立していることでございます。決して私が一人で全て決めてたわけではありません。

そうするまでに、どのような道のりがあったのか、実際のところいつから決めて、どのように動いて、行けるようになったのか。
感謝の気持ちも重々織り交ぜながら振り返って見たいと思います。

妻への説明

これが最初にして最大の難関と言っても過言ではございません。
何かを選択するときに、最も大切なのが妻の理解
というよりも、合意を得なければ選択などできるはずはないのです。

私は、妻と二人暮らしをしています。
正しくは、「私は、屈強な肉体と精神力を持ち、本能の赴くまま身に降る火の粉は全て振り払ってきた某本ヒロトような妻と、平穏で安寧な二人暮らしをしています。」です。
大抵の方はそうだと思うのですが、私も自ら座布団になることを選びました。その方が安全だからです。

しかし大して座り心地も良くない座布団が、いきなり半年間姿を眩ませるとなったら、その安全は保証されるかどうかはわかりません。

しかし、私にもやりたいことがあるわけです。身の安全を保証しつつ、無事に送り出してもらえるための方法を考える必要がありました。
しっかりと理由も説明して、「そうなのですね、くれぐれもお身体に気をつけて、いってらっしゃい」と聖女のごとく優しく背中を押してもらうためにはどうすればいいか…

見切れ妻

妻への対策

実はかねてより、対策というわけではないのですが、結婚前からちょこちょこと北欧家具や雑貨、食器などをちらつかせるようにしておりました。
旅行に行くたびに北欧の匂いがする場所やお店に足を運び、家具屋があればすぐに飛び込み、北欧特集の雑誌が売っていようもんなら妻の帰宅に合わせてこれ見よがしにテーブルの上に置いたりしていたものです。

また、車内では背伸びして聴き慣れない西洋の音楽をかけたり、おもむろに「海外で生活してみたいなア」などと呟いてみたり、常日頃から海外への意識をちらつかせたりもしていました。

そうしたサブリミナルな努力の甲斐もあってか、北欧(特にフィンランド)には興味を示してくれるような、土壌造成ができていたわけです。

妻もお気に入りのスツールとチェア

妻の漢気

ということで、突然に!!!
と驚かれるほどではない私としても納得してもらえるよう準備(?)はしてきたし、何よりも必ず行きたい、行かねばならない使命感があります。

フィンランドへ旅行に行って感じたこと。今の仕事を通して実現したいこと。そして、何より妻のためにもプラスになるということ。

心を決めて、「フィンランドに半年間ワーホリで行きたいんやけど、エエカナ??(意訳)」と妻に伝えてみたところ、

「本当に行きたいのならば、行きなさい。それが将来、私にとっていい選択だったと思わせてくれれば、それでいいから(意訳)」

Oh…

一周回ってこちらが狼狽えるほど、漢気のある一発回答に痺れました。だからこの人と結婚したんだよなと改めて実感すると同時に、絶対に裏切ることはできないと責任も感じます。

これからも二人で生きていくことを考えると、この半年間が何かしらのプラスに繋がらなくては意味がありません。ただただ「楽しかったよ^^」だけでは、誰に何を届けることもできないのです。

大切なのは、それをどのように活かすか。
仕事はもちろんですが、家族の関係がより良くなるためにも、アンテナを広げてインプットをしていく必要もあります。

妻の心意気に感謝しつつ、必ずや吸収した良いところを家庭にも反映すると誓いを建てました。

フィンランドのマグ達

それからのこと

そういうわけで妻の承諾を得た私は、妻の家族にも、私の家族にも説明をしまして、いずれも「妻がいいのであれば、いいじゃあないか」と難なく(?)承諾してもらえました。理解ある方々に恵まれ、感謝しかありません。

しばらく経ちまして、とある夕飯時。
「おぬしが居るのなら、フィンランドやデンマークにも行かねばな」
私が洗い物をさせていただいている最中に、妻がふと呟きました。

休みの日には雑誌を漁ったり、YouTubeでvlogを見たり。
妻も初のヨーロッパ進出に向けて日々情報収集を重ねてくださっております。

また、渡航に向けての生活必需品の準備など(私がまともに準備ができない質なので)もやってくれていたりと現状は支えられっぱなしではございますが、家族にも還元できるように、やるべきことをやっていきたいと思いました。

なんか書けば書くだけうっすくなる感じがしたのでこの辺で。
とにかく家族には理解してもらえるように説明することは大事だよね、ということが言いたかったのです。(具体的な方法はそれぞれでしょうから)

次は会社にもどのような説明をしたのか、書いていきたいと思います。

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