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観たい映画メモ 1712
これから観たい映画のリスト。
▼映画館で予告編見てよかったので、観に行きたいなと思ってる。アキ・カウリスマキが難民問題をテーマに描いた作品。今のこのご時世だからこそ見ておかなくちゃって感じのシリアスなテーマだけど、どんなにシリアスなテーマでも、カウリスマキならどこかホッとさせてくれるんじゃないかなっていう信頼感もある。
◆(12月2日公開)
▼これもまた今のご時世に見ておくべきかな、という感じの歴史修正主義をテーマとする法廷サスペンス。にしても、最近ナチス・ドイツを扱う映画がやたらと多いのはなんなのかしら。私が10代ぐらいの頃に、アメリカ映画でやたらとベトナム戦争ものが流行った時期があったんだけど、あれに近いものを感じる。別にいいっちゃいいんだけど、なんで今なんだろう?っていうのが不思議。
好意的に考えれば、戦後時間がたちすぎて、ホロコーストの存在をガチ否定する歴史修正主義者が増えてきたことに対する危機感ってことなんだろうし、意地悪い目で見ると、もっと時間的に近い問題に対しては目をつぶり、歴史的評価の定まっている昔の悪者のことだけ扱ってれば楽に映画が作れる、ということなかれ主義の結果のようにも思える。またはモサドの陰謀とか。なんていう冗談はさておき、地味な映画だから早くみないとスーッと終わっちゃいそう。その点「希望のかなた」はananで稲垣吾郎さんがとりあげてたりもしたので、当面大丈夫そうな気がする。
◆ (12月8日公開)
▼スター・ウォーズは、基本的に旧三部作のひとなので(「帝国の逆襲」が一番好き)、新しいやつには全然追いつけてないのですが(ギリギリ新三部作までは頭に入ってるけど…)これは追悼・レイア姫でみておきたい気も。「フォースの覚醒」どっかで見て予習せねばなぁ。昨今のハリウッドにおけるセクハラ告発の勢いとセクハラ男たちの失墜状況を彼女がみたら、少しは溜飲をさげることもあったのかな。キャリー・フィッシャーはブルース・ブラザースで兄弟を追っかけ回して銃や爆弾ぼかすかぶっ放してる姿がクレイジーで好き。
◆(12月15日公開)
▼原作者のジュリアン・バーンズには学生時代に一時期はまって、ノルマンディー地方を留学先に選んだのも、最初はジュリアン・バーンズの「フロベールの鸚鵡」を読み、そこからフロベールにはまったのがきっかけ。こんな面白い小説が絶版なの許しがたいけど、Kindle版が出たようです。電子書籍ってこういうところがありがたい。
この映画の原作「終わりの感覚」は未読なので読んでから行くか行ってから読むか…しばらく悩みます。シャーロット・ランプリング出演ってとこにも惹かれる。「私を離さないで」ですごく久しぶりに見た気がしたんだけど、わりとコンスタントに映画出てるんですよね。しかし、なんでこういう原題とはさっぱり関係ない邦題になっちゃうんだろ。シャーロット・ランプリング出てなかったら、あやうく見落とすところだった。
◆ (2018年1月18日公開)
とりあえずこんな感じかな。
今年もそろそろ終わりなので「年内最後の〆」を何にするかも決めなきゃ。2016年は、12月31日にミュージカル「RENT」をみて、すごく満足した気分で1年を終えたのでした。今年の観劇は、国立劇場の文楽のチケットとれなかったから12月20日の新感線「髑髏城 シーズン月」が最後になりそうだけど、最後の映画はどうするかなー。まだ大きいところでやってたら、3回目の「ブレード・ランナー 2049」でしめるというのもよさそうだけど、さすがに年末頃には終わっちゃうかしら。「オリエント急行殺人事件」とかもちょっと観たいんだけど、殺人事件ものを〆の作品にするのは違うような気もして。やっぱ「希望のかなた」かしらん。