井上洋介没後1周年記念展
昨日はデヴィッド・ボウイ展とこれをハシゴしてきてボウイ展のことも書きたいのですがこっちが今日(3/12)までなので優先で。
信濃町のアートコンプレックスセンターの地下一階ギャラリーで開催中の展覧会です。
井上洋介没後一周年記念 大誕生会
主催は吉祥寺にあった名書店、トムズボックス。
くまの子ウーフの挿絵のひと、という感覚でのほほんと出かけると大変なことになるので気をつけてください。あと、ものすごい点数です。会場小さいからとなめてあまり時間みないでくると勿体無いので余裕もってお出かけください。
なんせ、再初期から晩年までの作品がらこんな感じでみっしりと壁じゅう、ものによっては床に置いてまで展示されてるんです。
たったの600円でコーヒーやワイン、サングリアなどのワンコインとお菓子ついてきます。飲み物は300円でおかわりできます。私はあまりのパワフルさに素面で鑑賞できず、二杯飲んでしまいました。当然アルコール。
とにかくヤバイです。厚塗りやコラージュの作品もあるので、これだけ間近に、ガラスケースの障壁もなくオリジナルの絵が見られる機会、貴重すぎます。
初期にはこんな、クレーみたいな絵も描いてらっしゃるんですね。ルドンっぽくもあるかな。
私があのものすごい数の作品の中から見つけてしまった私の一枚はこれ。たぶん90年代の作品だそうです。
写真では見えづらいですが勲章がコラージュされてます。
写真撮影自由です。
あと小さなブースで谷川俊太郎さんと同席のインタビュー動画も流してます。子供時代、終戦直後にデパートで生まれて初めて戦争画じゃない絵を見たときのことなんかを井上洋介さんが語ってます。谷川さん喋りすぎなんで井上さんが喋るとこ少ないんですけど、それにしてもいろんなお話きけます。
帰る前にトイレ入ったらトイレの中まで展示がありました。忘れずトイレも見に行ってください。
いやほんと、この規模で600円とかありえないです。安すぎます。気になった方はもう今すぐ電車に飛び乗って見に行ってください。私的に、デビュッフェやルドンが好きなひとならどハマりすると思いました。1人でも多くの方の目にとまるといいなと思ってます。