財務スキル〜BS編〜
こんばんは!今日も学んだことを書いていきます。
先日はPL 損益計算書を学びましたのでニコイチ的存在なBSをやっていきます。
PLについてもよろしければご覧ください。
ちなみに練習のためにPLを作成してみましたのでアウトプット。
やっぱり苦手。。。
練習あるのみですね。
ではやっていきます。
◆BSとは?
BS:貸借対照表
→一時点(期末)の財政状態の指標。
①期末時点で、会社に存在する財産の状態を表す
②会社資金の調達と運用の状況を表す
では問題です。
わかりましたか?
私は、、、、無理!!
ですので一つ一つからやっていきます。
BSには3つの項目があります。
・資産(運用状況)
・負債(調達状況)
・純資産(調達状況)
簡単にまとめると図のようになります。
この資産・負債・純資産の3つに関して細かくみていきます。
◆資産(運用状況)
調達した資金(資産)を運用して、お金(資産)を回収します。
この資産には大きく2つに分けられます。
・流動資産
短期間(1年以内)に現金化できる可能性のある資産のこと。
通常の営業サイクルによって生じる資産や1年以内に現金ができる資産が含まれる。
例:売掛、在庫
・固定資産
長期にわたって所有し、事業を行うために使用するもの。
1年を超えて使用したり、投資目的で長期間保有したりするような資産。
例:建物、社用車等
また図にまとめます。
売掛って言葉に馴染みがないから嫌。。。
→サービスを提供して、後から代金が支払われる。月末や翌月などすぐに回収できるから流動資産。
◆負債
次に資金(資産)の調達状況です
負債も大きく2つに分けられます。
・流動負債
会社の負債のうち1年以内に支払いの期限が到来する債務のこと
例:買掛・短期借入
・固定負債
1年を超えた時期に支払うもの
例:社債・長期借入
考え方は先ほどの資産と同じですね。
こちらも図にまとめます。
◆純資産
純資産は「株主資本」と、「評価・換算差額金」「新株予約権」に大別することができます。
●株主資本
株主からの出資金である株主資本は、「資本金」「資本剰余金」「利益剰余金」「自己株式」に分かれる。
・資本金
→会社を運営するために株式と引き換えに集めたお金のことです。
設立や増資の際、事業がスムーズに進むよう株主が出資した金額を、会社法に基づいて「資本金」という項目に組み入れます。
・資本剰余金
→資本剰余金は、「資本準備金」と「その他資本剰余金」で構成されます。
資本金は株主が払い込んだ金額の2分の1以上で計上され、残りの額は資本準備金に回ります。また、その他資本剰余金は、資本準備金の取り崩し額が計上されるほか、自社株式を譲渡したときの差損益などが計上されます。
・利益余剰金
→利益剰余金は、「利益準備金」と「その他利益剰余金」で構成されます。利益準備金は、会社が出した利益を、配分に備えて積み立てたお金です。また、その他利益剰余金は、設立以来の利益を繰り越したものや、任意積立金などを指します。
・自己株式
→自己株式とは、自社で保有している自社の株式のことです。英語で「Treasury stock」になることから、直訳して「金庫株」と呼ばれることもあります。
●評価・換算差額金
評価・換算差額金は、株などの有価証券を購入したときの価値と、現時点での価値における差額を示す。
●新株予約権
新株予約権とは、あらかじめ決められた価格で、株式を取得できる権利のこと。新株予約権を行使する際は、会社が新しい株式を発行する、あるいは会社の自己株式を移行することになる。
ずらずらと記載しましたが、こちらも図にします。
一旦まとめます。
◆Question
ではここで冒頭の問題に戻ります。
固定負債が多い少ない、流動資産が少なく固定資産が大きいなど特徴がありますね。
オリエンタルランドのイメージを下にまとめます。
このイメージから、
固定資産が少ない③はまず消えます。
②は「すぐ支払えや負債」より「すぐ支払ったる資産」の方が少ないです。
この「すぐ支払ったる資産」と「すぐ支払えや負債」の関係性は、
流動比率と言います。
この流動比率を踏まえて、簡単な数字を入れて考えると、
①は安定的で②は財務状況は芳しくないことがわかります。
ですので、問題の回答は①です。
このようにBSがわかると企業の状況がわかるようになります。
PLと合わせて継続して学んでいきたいですね!
最後までご覧いただきありがとうございました!!
、、、、、ちなみに私は医療業界にいますが、病院などのBSでは売掛金が「医業未収金」、PLで売上にあたるのが医業収益と仕分けされています。「収益」とあるのに売上。。。?
営業利益は「医業利益」なので、とりあえずはわかります。
でもなんかよくわからない。。。
へこたれず学んでいきます!!
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