創業7年目の振り返り
改めまして株式会社Caratで代表取締役CEOをしている松本です。
あっという間に2023年が、会社としては7年目が終わってしまいました。
中小企業にならずスタートアップで居続けるために、意識的に取り組んだなと思える1年だったかと思います。
生成AI/LLM×HRへの注力
「AIジョブサーチ」のリリース
生成AI/LLMサービスの産みの苦しみというか、単にAPIを繋げるだけであれば本当にスモールなコストでPoCを行うことが出来るかと思います。ただそれだけではあまり意味をなさず、ユーザーのペインを解決するには足りません。そこで生成AI/LLMの良さをできる限り活かしつつUXをある程度 制御していく訳ですが、これが思っていたよりも時間とコストがかかるなぁという印象でした。
toB向け生成AI/LLMを活用した対話型求人検索システム
MVを刷新した
“すべての人をより輝かせる”というビジョンを創業から掲げておりましたが、手触り感が弱く社内外にも特に良い影響をもたらすことが出来ていなかったので、生成AI/LLM×HRへ注力していくこのタイミングで見直しました。
合わせて社内外へのスタンスも明確化するため、コーポレートページも刷新しました。めちゃめちゃイケてるデザインになったなと思います。
正社員3名のジョイン
今年は3名の正社員メンバーが新たにジョインしてくれました。これで役員2名・社員5名となりました。2024年も3〜5名ほどは新たなメンバーを迎えたいと思っています。できる限りもっと事業スピードも採用スピードも早めたいというのは言わずもがな。
業績成長
2023年・7期目から本格的に事業化した「求人Hub」の成長が著しい結果となりました。MRRが2倍以上に成長、且つ黒字事業として今後もグロースさせていけるため事業ポートフォリオ上、非常に有り難い限りです。
「求人Hub」は、PdMとしてCOO中井と業務委託エンジニア2名の合計3名体制と事業規模としては不足し過ぎているので、絶賛エンジニアを募集中です。
2024年に向けての抱負
AIジョブサーチをPMFさせる
一定の仮説検証を終え、これだと思えるバリュープロポジションの設定も出来ている状態です。更に既にマネタイズも開始しており、一定の成果は出せています。非常に安価なCPAでユーザー獲得が出来ている一方で、ユーザーの期待値を満たせていない部分も多くあるので、どんどんバケツの穴を塞いでPMFに近付けていきたいと思います。
求人Hubをグロースさせる
PMFが既に出来ており、収益性も確立できている状態です。パイプライン・イシューが数多く積み上がってしまっているので、採用・体制強化しグロース速度をできる限り早めていきたいと思います。
CXOメンバーの採用
現在の経営メンバー3名は元SHIFT同期ということで、良い側面もありますが課題となる側面もあると感じています。SHIFTがテスト領域のコンサル業ということでクライアントワークの経験は強いですが、一方でJカーブを描くような大規模な投資を行う事業開発経験はなかったりします。そういった経験値のある優秀なメンバーにCXOクラスとしてジョインして貰いたいと思っています。
2024年はもっと外に出て行きたいと思っているので、イベントやランチ・お茶など気軽にお誘い頂けると嬉しいです!
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