「AIジョブサーチ」開発からリリースまでの道のり
2023年のGW頃から動き始めたので、本日のリリースに至るまで約半年ほどの期間を経ています。
「AIジョブサーチ」とは
先んじてAIジョブサーチとはどんなプロダクトなのか、簡単に説明しておきたいと思います。
要はLLMを活用し人材エージェントが行う一部の業務を置き換えるようなイメージです。現在はアルバイト領域を中心にユーザー獲得を行っていますが、正社員転職・派遣などある程度どの領域でもそれなりの体験を提供できています。
創業プロダクトである「GLIT」のリベンジ
(ちょっとサブタイトルは大袈裟ですがw)
「GLIT」という創業プロダクトは今も公開・ユーザー提供を行っており、一定の収益をもたらしてくれてはいますが、収益性・成長性の観点から新規リソースは一切割かず最低限の運営リソースでまかなっています。
「GLIT」は2019年ごろより"AI人材エージェント"・"ロボキャリアアドバイザー"などのコンセプトを据え、人材エージェントが行う一部の業務を置き換えるようなイメージでプロダクト提供・改善を行って来ました。
しかしながらプロダクト上の課題というよりは、事業構造やビジネスモデル上の課題が大きい上に解消が難しく、2022年頃よりかなり停滞気味で社内の雲行きもかなり怪しい状況でした。
そんな中メルカリにいらっしゃる與田さんに副業PdM顧問として関わって貰い、結果的に強く新規投資をしないという意思決定サポートやコーチングをして貰う結果となりました。
上記が2023年初頃だと記憶しており、そのあたりからChatGPT・生成AI・LLMなどの話題をSNSで非常に多く見かけるようになり、これはもしや「GLIT」で実現できなかった"AIによるユーザーに寄り沿ったサポート"を実現できるのでは?と感じ始めた訳でした。
そんなこんなで本当に実現できそうなのか?事業構造やビジネスモデル上の課題を抱えずやれるのか?「GLIT」の二の舞にならないのか?などを整理しつつ、「AIジョブサーチ」のチャレンジが始まりました。
最終的には、この時代の転換点かもしれないタイミングで生成AI/LLMを活用したチャレンジをしないという意思決定はスタートアップではないよねということで、ゴリっと進めて行くことにしました。
その他にもメンバーの不安を払拭させるために、万が一失敗したとしても「AIジョブサーチ」が失敗してもプロダクトを欲しがる企業は居るだろうし、ここで培った技術やノウハウでtoB向けの事業なりができるから完全にノーリスクだよねと話をしたことを覚えています。
HR×LLM領域への挑戦
そして今回「AIジョブサーチ」のリリースと合わせて、コーポレートサイトも素晴らしいものに刷新して貰いました。
TOP画像は生成AIで作成されており、画像をよく見ると会社のミッションやバリューなどをあつらった英語の文章がつらつらと書かれているんですよね。こういった画像生成がAIによって出来、それが一般に使えるクオリティになってくる、本当にすごいですよね。
是非下記より見てみてください!
こういった中でCaratでは、HR領域で生成AI/LLMを自社サービスやクライアントにどんどん社会実装をしていきたいと思っています。11月中にもう1本上記関連のリリースを出せると思うので、非常に楽しみです。
さいごに
少しでも興味を持って下さった方は松本のX(Twitter)へDMや下記の募集から気軽にエントリー下さい。カジュアルにお話しましょう!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?