Story 3
@幸喜公園
近くのコンビニでコーヒーとパンを買う。
ビーチの岩の上で、空を仰ぎ、満たされる。
雲はゆっくりとゆっくりと流れていた。
そろそろ行こう、
コンビニの前でヒッチハイクを始める。
近くで工事をするおじさんたちは次々に、「危ないからやめなさい」「何あるかわからないよ」と言う。
また別のおじさんは、「バス停ならいいんじゃない?バスが来るまでやってみなさい。バスが先に来たらバスに乗るんだよ。」と言う。
バス停に向かう私たち
後ろの方で、「いや〜危ないな」という声がする。
小雨だった。
数分後、自分たちと同じくらいの歳のお兄さんに乗せてもらった。
仕事中の彼は、「乗せたら目的地まで行くっしょ」と言って、仕事サボってシークワーサーパークまで行ってくれた笑
パークはまだ開店してなかったので、ター滝という滝へ向かった。
荷物全装備で歩いてたら結構キツかった(私たちの荷物は合計30kg笑)。
近くで働くおじさんのトラックの荷台に乗せてもうことができた。
ター滝案内所に到着し、荷物を預かってもらう。
「歩いて20分くらいで滝の入り口に到着する」
そう言われ、出発した。
周りを見渡すと、見た事ない植物、虫、鳥で溢れている。
荷物を預けて心も軽くなった私たち笑
スキップしながら、歩いていた。新しい世界との出会いだった。
すると、なんとも素敵な壁画が登場した。
しかも中からいい匂いがする。
お腹すいていたので、覗いてみた。
すると、人が現れた。
「お風呂炊いてるの」
五右衛門風呂だった。
「中覗いていけば?」
言われるがまま、足を進める。
足元を見ると、「おかえりなさい」「あそびましょ」と書いてある。
なんか素敵なところ〜〜〜
「おじゃまします」
中を少し歩いていると、ふーちゃん(住人)に出会った。
「コーヒーでも飲んでいく?」
およばれした。
その日は何名か来客があった。
ケーキを持ってきてくれたお兄さん、歌の上手なお兄さん…
20歳の男の子も、滝で修行してるお兄さんもいた。
お昼ごはんも食べさせてもらって。
ちょーおいしかった🥺💓
数日前に誕生日を迎えたあゆちゃんをケーキと歌でみんなで祝った。
私は前からヒッピーの集まるところに行ってみたいと思っていて、「沖縄 ヒッピー」って検索してたの。ちょうどココがヒットしたからこういうところがあることは知っていた。けど、場所も何も知らなかったのに、たまたま導かれたの笑 おじゃました最初はヒッピーの場所って知らなかったし!
歌の上手いお兄さんは、はじめてやってきた私たちに近くの滝を見せてくれた。ター滝は男性の滝で、こちらの滝は女性の滝みたい。
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