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【真面目にゴルフ#12】カップの淵で切れる~(涙)の理由について

パター練習に余念がない私ですが、
最近気になることがあります。

それは自分がラウンドしていても、
週末にプロの試合を見ている時でも、
「カップの淵でボールが切れていく」瞬間に
出くわすことです。

そういう時は、大体ボールがそのままカップに
入るかな~(ラインに乗ったとも言います)と思ったら、急にカップ手前で
ボールが思わぬ方向に切れていくのです。

左図のようにカップに入っていくと思ったら右図のように切れていく…なぜだろう?

そういう経験はゴルフをやっている経験が
多い人ならなおさら多いかなと思います。

もちろんグリーンの傾斜の読みを
もう少し強く読むべきだった時もありますが、
他にも気にしておくべきことがあるんです。

私が練習で使っているゴルフ練習場の
「マスター」(勝手に私が呼んでいるだけですが)に教えてもらった話を書こうと思います。

同じようなことを思っていた方がいたら
参考にしてください。


【聞いた話】初めはカップ周りが「高い」

まずゴルフ場で「カップを切る」やり方をご存じですか?
参考になる動画がありましたので貼り付けておきます。

動画にも出てきた特殊な道具「ホールカッター」を使って、
直径108mm (これは万国共通です)でグリーンに穴をあけています。
その穴をあけてから、芝や土もまとめてホールカッターを引き抜くときに、
ホールカッターの周りの土(と芝)は
その勢いで数ミリ程度上へ
引っ張られているようです。

グリーンキーパーさんの技量ややり方次第で、
その程度は変わりますが、
カップの場所を変えてから間もないころ、
即ちゴルフ場がオープンしてあまり
時間がたっていないころは
カップの周辺は少し盛り上がっていることがあるようです。

【聞いた話】時間がたつとカップ周りは「沈む」

もちろん時間がたつと、先ほどの「浮いた」芝や土が沈んでいくということもありますが、
それ以上にプレーヤーの足跡の影響が
あります。

例えば、4人でラウンドしたときに
キャディーさんも含めて、
1組で平均で500歩程度の足跡が
1つのグリーンでついているといわれています。
特にカップ周りはいろんな人の足跡がいっぱいです。
なぜかというと、カップインしたボールを拾うときに以下のようにして拾っているからです。

カップから20cm程度離れたところからかがんでカップインしたボールを拾います

初心者の方で、以下のようにカップ近くを踏んで、ボールを取ろうとする人がいますが、なるべく避けましょう。

カップ近くを踏んでボールを取るのはやめましょう

ただ、大体同じようなボールの拾い方をしているとカップの周りの20cm程度の周りは様々な人が踏んでいますから、
カップを取り囲むように芝が沈むのです。

【結論】切れてしまったら仕方ないと割り切る!

スタート時間が遅い場合や、
休日で非常に混んでいる場合など、
状況にもよりますが、
カップ周りの浮き沈みは
どうしても存在します。
なので、カップ周りで切れてしまったら、
仕方がないと思いましょう。
私の場合は声に出して悔しがります(笑)
ただその時は前にも書いたように、面白く
悔しがりましょう!

【番外編】それでも何とかしたいというなら・・・

いや、少しでもできることがあるのなら
何とかしたいと思う人もいるでしょう。
その場合は「ピンにしっかり当たる」ような
パッティングをすればいいということ。

カップ周りの少しの傾斜に流されているということはボールがまっすぐ転がろうとする
推進力が落ちている証拠です。
カップに入るギリギリの強さで打つのではなくて、カップを20~30cm超えるぐらいの強さで
しっかり打てば切れにくくなるのです。

その目安としてカップに刺さるピンに
当てながらカップに入るぐらいの強さです。

いかがだったでしょうか?
カップ周りで切れていて、
今日は嫌われている??と思わず、
仕方ないと割り切って
次のホールに切り替えられるといいですね!

最後まで読んでいただきまして、
ありがとうございました。

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