【食旅(しょくたび)vol.2】夏のアフガニスタン(د افغانستان اسلامي امارت)を味わう
今回はアフガニスタン料理を味わう。
前回エチオピア料理を食べた友人と訪れたのはこちらのお店。
アフガニスタン料理「東中野・キャラヴァン・サライ」
お店に入ると、異国情緒溢れる内観で期待が高まる。(すでにお店で食事している人がいたので写真撮れず…残念!)
トマトとヨーグルトが味の決め手
アフガニスタンは東の中国や、西側のペルシャ(イランなど)の文化の影響を受けた国。
ただし内陸の国なので、魚介類は皆無。肉はマトンがメインで、スパイスと組み合わせた料理が多い。
意外だったのが、トマトが使われたメニューが多いこと。乾燥した地域で育ちやすい特徴と風土がマッチしていたのではないか。そしてトマトの旨味がマトンやスパイスと組み合わせると、味が複雑でありながら、優しく穏やかな味わいにしている。
そしてヨーグルトがソースなどの調味に使われていること優しい甘味と酸味が味わいの幅を広げていた。
アフガニスタンと聞くと紛争であったり、砂漠であったり、苛烈な環境というイメージがあったが、料理は穏やかさと優しさを感じられるものであった。
今日はアフガニスタンの優しくも複雑な味の調べを味わえた。私の「食旅」はまだまだ続く。