イギリス修士(MA)面接体験記
一般的に、MResやMphilでない人文・社会系のイギリス修士では、面接なしで結果が出るものだと認識していました。
そのため、GoldsmithsのMAのコースから面接の案内が来たときはかなり驚きました。(後でHPを確認すると、'Admission to many programmes is by interview'と書いてあったので、単にちゃんと確認していなかっただけでしたが....)
ブログを探してもイギリス修士でのinterviewについての記事は2件しかなかったため、体験談を紹介したいと思います
事前準備
事前準備としては、こちらのアメリカ大学進学関連の記事で紹介されていた、以下の3つの質問に対する答えのみを用意していました。
結局、この3つの質問の答えとして用意していたこと以外は聞かれませんでした。
Youtubeなどでは、tell me about your strengths / weaknesses / leadership experienceなどの内容も見かけましたが、Goldsmithsの先生はそのような質問は好まないだろうと感じたので、話す用意はあまりしていきませんでした。
あとは、面接官が事前にわかっていたので、研究内容について確認し、
直前には英語が聞き取れるよう、youtubeに上がっていたご本人のレクチャー動画を見て耳慣らしをしていました。
当日の流れ
面接は、module conveynorと一対一の会話で、流れは至ってシンプルでした。
定刻から少し後、「Shall we begin?」とチャットが。
ビデオがつながると、まず面接は非常にカジュアルなので安心してね、という前置きされます。そして「自己紹介、このプログラムを選んだ理由など、何でも好きなだけ話して。長くてもOK」という趣旨のことを言われました。
ここで、上記の質問1、2で用意していた、自己紹介、Goldsmithsを選んだ理由、research interestについて2分程度で話しました。内容としては、SoPを肉付けする形で作りました。少し長く話しすぎかな?とも感じましたが、特に間に入ることなく頷きながら聞いてくださいました。
次に、プログラムについてなにか質問ありますか?と聞かれたので、そのまま質問3で用意していた6つくらいの質問を話の流れに沿った形でしました。Dissertationのスケジュールや、授業の詳細、Covidへの対応、卒業生の進路等について尋ねました。卒業生の進路については、後で調べてメールをしてくださいました。
最後には、'we will recommend you to the admission office, so they will send an email within a week'というようなことを仰っていただき、ほぼ合格は確定したと感じました。
最後に
全体を通して見ると、オファーを頂くまでの流れはこのような感じでした。
出願書類を提出してからたった数日で面接のお知らせが届いたので、
インタビューも重要な選考プロセスの一つだったとは思いますが、
思ったよりもカジュアルな場で逆に驚きました。
私の場合、事前にコンタクトを取っていたことから、書類の選考プロセスが早まった可能性もあるかもしれません。
ただ、あくまで選考の一つであり、HPを見る限り殆どの方がinterviewが受けているようなので、しっかり対策をしておいて良かったと思っています。
また、事前にThe student roomなどの掲示板サイトで経験者の情報を得ておくのもよいと思います(goldsmithsは他の学部のものしか見つかりませんでした)。
ぜひ参考になれば嬉しいです。