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岩波新書「平将門の乱」 その1

著者の福田豊彦氏は本書の書き方を次のように言う。

伝記にはさまざまの書き方があろうが、本書は人物に密着して人物を追うのではなく、時代と土地の背景の上に将門をおき、愛山の英雄伝にならった手法をとる。(岩波新書「平将門の乱」まえがきⅰ)

山路愛山という名前だけは知っていた。ネットで検索をしてみると山路愛山著「源頼朝」は本書の著者である福田氏が編集をしている。残念ながらわたしは愛山の著書を読んだことがない。彼の手法を知らずに再読するのはどうやら不利なようだ。一度「源頼朝」を読んでおいた方がよさそうだ。

検索をしてみると山路愛山著「源頼朝」は、出版元の平凡社をはじめアマゾンなどのネット通販でも欠品となっている。それでも検索をしている途中で神田神保町の古書店に置いてあることがわかった。あすもテレワークだ。営業職は家に篭っている必要はない。先方に赴く商談の予定がある。途中その古書店に寄って購入することにしよう。


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