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自由研究

帰省で中断中ですが、上の子(小2)は自由研究の真っ最中です。

やってもやらなくてもいいので、去年はやらなかったんですが、今年はやりたいと言いだしました。

で、何がやりたいのか、といえば近所のスーパーの地図を作りたい、とのこと。

この間、はじめてのおつかいで、自分よりも小さい子が買い物をしているのを見て、自分もお使いに行きたい!そしてお使いに行くためにはスーパーのどこに何が売ってるのか、を知らなくては!となったらしいのです。

そんな小一時間で終わりそうな研究でいいのか?と思ったものの、やりたいならそれでいいんじゃないか?そもそもやらなくてもいいんだし、ということで始めました。

しかし、意外に全然終わりません。すでに5時間はかかってます。

まず、簡単にノートに書かせてみると、店の配置が全然頭に入っていないことが分かりました。
地図を作りたい、と言われたときに、近所のスーパーの配置なんて分かりきったものをどうして作りたいのか?と疑問に思ったんですが、そもそも分かっていないということが分かりました。

基本的に買い物は僕や奥さまがするので、子どもは後ろをついてくるだけです。

すると探したりもしないのでどこに何があるかを覚える必要がないんです。
なので、なんにも覚えていない。うっすら野菜売り場の隣が魚売り場でその次が肉売り場くらい、の認識しかしていない。

あとぱっと見で商品が何だか分からないことがあるのも分かりました。
例えばペット用品なんかはもちろん大人が見ればわかるんですが、家にペットがいないので、猫砂とかはこれは何?、というところから始まるわけで、一緒について行って、これは何だ、あれは何だという話をします。

いざ、書く段になっても全然進みません。

まず、メモをまともに取ってない&取ってもあとから見たらなんだか分からないことになってるので、画用紙を前にうーん、と唸ってます。

そして棚の数が全部で何個あるか、を考えずに端っこから描こうとします。棚は数えてみると10個並んでいて、絶対反対側につく頃にはスペースが足りなくなりそう。

あと定規を使おうとしない。学校で幾何学的な算数をほぼやってないからかと思います。

というわけで、スーパーの地図作りは意外に難航してるんですが、勉強になる気がしてきました。

一つは今まで知らなかった商品のことを知ります。社会の勉強っぽい。

あとでまとめるためにメモを取ります。理科の観察や実験っぽい。(大人になるとメモを取ることが普通になりますし)

配置を紙に落とし込みます。このときに全体のバランスを考えないといけませんし、棚を表現するのに均等に同じ大きさの四角を書くという作業が必要です。幾何学とは言いませんが、図工っぽい。

とりあえず、お店は近いので書いていて分からなくなったらノートを持って見に行かせています。現場百遍です。

出来れば、どの冷蔵庫が何℃に設定されているか、とか配置は別のスーパーと同じなのか?とか発展系ができるとなかなか面白いと思うんですけど。小2だとそんなところまでは行けそうにありません。

もっと簡単に毎日肉の値段をメモるとか産地ごとの値段を比べるっていうのでも良かったけどなぁ。





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