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【J‐TREC出場】【JR東日本】E235系1000番台グリーン車(F-43,F-44,F-45編成) J-TREC横浜事業所出場 2024年7月17日

⭐︎約半年振り! 横須賀・総武快速線グリーン車 3編成6両での出場⭐︎

7月17日未明、横須賀・総武快速線用グリーン車がJ-TREC横浜事業所を出場しました。

2024年6月4日以来、約1ヶ月振りの出場。
※前回の出場は以下のリンクからご覧いただけます。

ラストスパートとなると同グリーン車ですが、今回は久々の3編成計6両での出場となりました。
これは2023年12月日以来、約半年振りの出場となります。
※こちらも以下のリンクからご覧いただけます。


・出場時のようす

今回は、前回に引き続き青色のECOMO 01号機が先頭
遂に43編成目から
45編成までが登場
横須賀·総武快速線用E235系が3編成計6両繋がるのも今回が最後だと思われる

※甲種輸送は筆者多忙による体調不良の為欠席

今回出場した各編成の検査票の記載は以下の通り

F-43編成・・・2024-9
F-44編成・・・2024-10
F-45編成・・・2024-11

最後部に掲げられたF-45編成の検査表記

9月以降もほぼ毎月鎌倉車両センターへ輸送が行われ、このまま行くと2025年3月までに基本編成の製造予定である49編成に到達するという計算も立てられるようになり、2025年3月ダイヤ改正までに全ての編成が揃うかは微妙な部分ですが、従来車と世代交代はこの時点で終了するのはほぼ確実かと思われます。

・Y_TREport 活況する世代交代と運転開始30周年E217系リバイバル

今回のレポートは、前回もご紹介した従来車であるE217の話題。

・活況する世代交代

前述の通り、2024年6月現在において、ほぼ毎週と言って良いほど新車と従来車の入れ替えが行われて、新車はJ-TREC横浜事業所から運ばれたグリーン車を同新津事業所せ製造されている普通車と連結し所属先となる鎌倉車両センターへ送られ、押し出される様に用途不要となった従来車が廃車の為長野総合車両センターへ運ばれるサイクルが続いております。

横須賀・総武快速線の車両は基本11両編成と付属4両編成と構成され、基本編成と付属編成が繋ぎ15両編成が完成されます。

受け入れ先の車両センターの都合なのか、基本+付属の15両編成を一気に受け入れることが難しいのか、製造先や輸送上の都合によるものか不明ですが、基本編成と付属編成が別々に輸送されています。

廃車についても同様に基本編成と付属編成を2編成分連結した状態で長野総合車両センターへ輸送される場面も多々見られる様になりました。

支線区向けの車両製造を優先し、散々後回しにされ他の車両とは異なるスローペースで行われた世代交代ですが、ここに来て本腰を入れたかの様に活況しております。

この様な状況は世代交代が完了するであろう2025年3月頃まで続くものと思われますが、今しか見ることが出来ない光景でもある為にこの時期を逃さずしっかり目に焼き付けたいものであります。

・E217系運転開始30周年記念リバイバル 〜東海道線へ里帰り〜

置き換えが進む従来車であるE217系ですが、1994年の運転開始から2024年で30周年を迎えました。
この記念にお祝いかつ日に日に数を減らしている同系を使ったイベントが所属先である鎌倉車両センターを中心に2024年1月頃から行われております。

当noteにおいても、この車両を使用したイベントレポートを度々行っており、前回のレポートでは9年振りに東海道線に移籍した姿を再現したイベントのレポートを行いました。
※このレポートの模様は以下のリンクからご覧いただけます。

今回は、E217系東海道線リバイバル企画の続きとして東海道線時代の所属先であった国府津車両センターに里帰りしたイベントが2024年7月20日、21日と行われましたのでそのレポートになります。

・2013年3月改正時点の車両達が大集合 『東海道線(E217系)里帰りイベント!湘南色の3車種並べて写真撮影会!!』

2024年7月20日と21日、E217系がかつての所属先であった国府津車両センターに里帰りした撮影会が開催されました。

今回里帰りしたE217系は付属編成であるY-102編成。
東海道線時代にF-52編成として活躍したいた車両となります。

今回東海道線帯に復活したY-102編成
国府津時代はF-52編成として東海道線を走った

この車両の増4号車(当時15号車)に東海道線の湘南色の帯が巻かれました。
ただし、前回のY-101編成とは異なり、2012年頃の機器更新後から2015年上野東京ライン開業前という晩年の姿となりました。

E217系が東海道線で活躍した時代の同僚が今回のイベントに合わせ終結した

今回の撮影会に登場した編成は、E231系(S-02編成)、E217系(F-52編成)、E233系(E-52編成)となり、全て付属編成のセカンドナンバーで纏められました。

これらの編成は、E217系が運行されていた当時に国府津車両センターに配置されていた編成であり、2013年時点で活躍した東海道線の普通車となり、種別や列車番号も当時運用されていたものが採用され、分かる人には非常に刺さる内容となりました。

お互い共通運用で走っていた者同士
どちらの車両が充当されるのは日によって異なった

なお、F-52編成とE-52編成は当時共通運用でありました為、どちらが充当されるかはその日の運用次第であり、共通運用同士が両隣に並ぶ場面は当時でも少なかったものと思われます。

こちらは、E217系が機能保全検査等で本線上を走らなかった際に代走として充当していたE231系1000番台

上野東京ライン開業後、E217系が国府津車両センターへ来ることは度々あり、最近はE235系導入により国府津車両センターへ疎開する場面が増えて来たので新鮮味は薄いかもしれませんが、国府津車両センターに来たE217系が東海道線時代の帯が巻かれるのは9年振りの出来事であります。

イベント終了後は、再び横須賀線帯に戻され所属先の鎌倉車両センターへ回送されました。

昨今のE217系運転開始30周年記念においての東海道線時代リバイバルイベントは全て自所属先の屋内会場で行われていましたが、今回は屋外会場及びかつての所属先であった国府津車両センターで開催されたことと元同僚達が並べられたことは主催者としても気合いが入っていた内容だったかと思われます。

E235系1000番台導入により数を減らすE217系
晴れ渡るそれでかつての同僚と再会する

E235系導入により残り少なくなったE217系。
再び東海道線帯を巻いた様な里帰りが実施されるのか不透明ではありますが、知らないファンも多くなった東海道線のピンチヒッターであったE217系はウソ電ではないと証明出来たのではないかと思います。

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Y_TREport
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