立夏
雨が降っている。最近の暑さが嘘のように寒い。去年までのゴールデンウィークもきっと暑い日はあった気がするけど、今年は特に暑かった。
最高な友達と最高のキーマカレーを食べたり、地元の奴らや久々に会った人と酒飲んだり、1人で道を歩いたり。
数年ぶりに行った土地も、いつも行く土地も、お馴染みの景色も、見たことのない景色も、特別なものに感じた。
ここ最近までは、真っ暗の中でたびたび光を感じることで、なんとか生き延びてる気分だった。先月からは徐々にそうではなくなった。何も頑張れなかった、何も頑張らなかった数年と比べれば、この1ヶ月弱はあまりにも頑張っている。
関越トンネルのような長いトンネルの出口にようやく到着して、背伸びをしているところだろう。
でも、そのトンネルの出口はゴールじゃない。まだ旅の途中である。
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