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・・・しかし、からだは変わらない

Sep 26, 2005

・・・しかし、からだは変わらない

「わたしのからだは生きた水袋」
        野口 三千三


おもいが変わっても、イメージが変わっても、今までのままのからだで、今までのやり方を、変えようとしない頑固さには
おもいも、イメージも何の力にもなりません。

考え方も分かった、理解もした…イメージ
年を重ねるほどにからだが硬くなるのであれば尚更のこと、
イメージ・おもいの力を借りることです。

月曜クラスでは、これを一貫したテーマとしています。
野口体操の基本となるからだのイメージは
「わたしのからだは生きた水袋」です。


イメージが変わる、からだが変わる
おもいがかわる、からだが変わる


今までのからだの概念は、西欧の死体解剖学によって
作り上げられた固定概念にすぎません。
からだの動きもまた解剖学によって編み出されたものです。

イメージは筋肉も関節までも溶かして「生きた水袋」の中で
一体とさせてしまいます。
イメージやおもいを持つことでからだが変わっていくことは
楽しいものです。


「その動きにとって適切なイメージによってうごくのである。
 ひとつひとつの筋肉をうごかそうとするのではなく
 からだの中身の関係において動くのである。

 今までの分析的な生理・解剖・心理などの知識などで 
 うごくのではなく、豊かな新鮮な明確なイメージによって
 うごくのである」
                     野口 三千三



*(2023年9月現在、火曜クラスのみです)

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